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ニューヨーク発レストラン「サラベス」、表参道に新店舗5店舗目

店舗限定の「スピナッチ&マッシュルーム エッグベネディクト」(1,980円)

店舗限定の「スピナッチ&マッシュルーム エッグベネディクト」(1,980円)

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 アメリカ・ニューヨーク発レストラン「サラベス」の新店舗「サラベス 表参道店」が12月15日、表参道の商業ビル「GREEN TERRACE 表参道」(港区北青山3)2階にオープンした。経営はWDI JAPAN(港区)。

店内の様子

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 1981年にサラベス・レヴィーンさんがニューヨークで創業した同店。週刊誌「ニューヨーク・マガジン」で「ニューヨークの朝食の女王」と称されたことでも知られる。2012(平成24)年に日本に上陸し、代表メニューのエッグベネディクトの流行のきっかけとなった。2013(平成25)年には代官山にも出店したが2016(平成28)年に閉店。表参道店は現存する店舗で5店舗目。3月には横浜への出店も決まっているという。

 コロナ禍もあり、2017(平成29)年の名古屋店以来の出店となる同ブランドの新店舗。表参道はレヴィーンさんがかねて出店を希望していたエリアだという。既存店は駅近くに出店しているが、ニューヨークの店舗と同じ路面という立地に出店することで、ブランドの魅力の発信を図る。

 店舗面積は73坪。席数は、店内73席(6人用個室1室)、テラス8席の計81席。空間デザインは「URBAN CLASSIC COMFORT」。同施設の大地をイメージしたフォルムと外壁の色、植栽に合わせて深い色味の木や白い石目調の自然素材を採用した中に、ブルーをアクセントで取り入れる。エリアに合わせて「少し大人っぽい」雰囲気に仕上げた。夜の雰囲気の演出として酒瓶を並べるバーカウンターも設け、夜には照明の明るさを落として営業する。既存他店に先駆けて、メニューブックやテーブルウエア、スタッフユニホームなどを一新している。

 代表的なメニューは、イングリッシュマフィンにハム、ポーチドエッグをのせ、自家製オランデーズソース、パプリカとチャイブをトッピングする「クラシックエッグベネディクト」(2,000円)や、ハッラーブレッドにフルーツやメープルシロップなどを添える「フラッフィーフレンチトースト」(1,980円)。ランチタイムはサンドイッチ(2,400円)やバーガー(2,200円~)類、スクランブルエッグ(2,150円)やオムレツ(2,100円)、ディナータイムは生ハム(2,100円)やワカモレ&チップス(1,400円)などのアペタイザー、魚や肉料理、パスタなどのメイン料理(2,100円~)、コース(3,600円~)などもラインアップする。

 同店限定メニューは3種類を用意。ランチタイムに提供する「スピナッチ&マッシュルーム エッグベネディクト」(1,980円)は、ライ麦ブレッドにガーリックオイルでソテーしたホウレンソウとシイタケ、スチームエッグをトッピングし、オランデーズソースをかける。インバウンド客などの需要を見込んだベジタリアン対応の一品となっている。ディナータイムに提供する「クリスピーフライドチキン バターミルクコールスロー」(1,400円)は、揚げたチキンをハニーマスタードで食べるメニュー。同メニューをアレンジした「クリスピーフライドチキンバーガー」(2,200円)は、終日提供する。サービス料は5%。客単価は、ランチ=2,500円前後、ディナー=3,500円~。

 営業時間は9時~22時。

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