アーティストのアンディ・ウォーホルの展覧会「Andy Warhol-Serial Portraits」が現在、「ルイ・ヴィトン」表参道ビル(渋谷区神宮前5)7階のエキシビションスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で開かれている。
ウォーホル(本名アンドリュー・ウォーホラ)は1928年アメリカ生まれ。1949年にニューヨークに移住し、広告イラストレーターとしてのキャリアをスタート。「VOGUE」「ハーパーズ バザー」などのファッション誌、レコードジャケット、靴の広告、デパートのウインドーディスプレーなど幅広く手がけた。1962年から、代表的な作風として知られるシルクスクリーン技法でのキャンバス作品を手がけるようになった。他にも写真や絵画、彫刻などさまざまな表現方法で作品を発表し、1987年に亡くなった。
現代アートやアーティスト、それらの着想源となった20世紀作品に特化した芸術期間「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵コレクションの中から、これまで未公開だった作品を世界の人に届ける「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環。
展示するのは、1950年代にボールペンで描いた若い男性のドローイング、私的なスケッチ「Unidentifed Male」、1963年~1964年に乱れ髪のかつらをかぶって証明写真機で撮影した「Self-Portrait」、1980年代の「Ten Portraits of Jews of the Twentieth Century」など。同展を通じて、「探求の軌跡」をたどるという。
開館時間は12時~20時。入場無料。2月15日まで。