米ファッションブランド「Calvin Klein（カルバン・クライン）」アジア初となる大型旗艦店「Calvin Klein Harajuku Flagship（カルバン・クライン原宿）」が8月29日、原宿・明治通り沿いにオープンする。

アンダーウエアなどが並ぶ店内（イメージ）

　場所は、明治通り沿いの商業施設「YMスクウェア」の1階～3階。3 フロア計1315.5 平方メートルで、出店は同ブランドの日本展開の「重要なステップ」に位置付けるという。店舗デザインは、ブランドの「モダンなミニマリズム」と、日本の伝統的な職人技の特色を「融合」。ファサードは、ガラスのルーバーを用いた立体的なデザインを採用し、メインエントランス上部には大型のデジタルスクリーンを設置。キャンペーンビジュアルを流すという。

　店内は、クリーム色や温かみのあるニュートラルカラー、自然なトーンを基調にした空間で、大谷石を用いた階段や、和紙で仕上げた壁面、和紙職人ハタノワタルさんと、デザイナー高田陸央さんのアート作品など、日本の伝統素材やアートを随所に取り入れる。「イサム・ノグチ」のソファや、日本製のビンテージのインテリアも置く。

　1 階・2 階は、ウィメンズとメンズの商品をフルライン展開。アパレルやアンダーウエア、ファッション雑貨などを取りそろえる。原宿とも親和性の高い「ストリート」スタイルの一つとして、デニムアイテムも発信。各フロアには、ブランドを象徴するアイテムでもあるアンダーウエアの区画を設け、アパレル・デニム・アクセサリーなどの最新アイテムを並べる。3 階は展示やイベントなどに活用。招待制企画などVIP 専用エリアも設ける。

　オープンを記念し、同店限定のカプセルコレクションも展開。「CK Tokyo」の文字をあしらったものや限定色の商品などを売り出す。デニムアイテムは、各アイテム100 点限定で、1～100のシリアルナンバーが付く。価格は、キャップ、グラフィックTシャツ＝1万2,100 円、デニムシャツ「OVERSIZED DENIM SHIRT Tokyo Blue」＝3万3,000 円デニムパンツ「TOKYO SIGNATURE 90s STRAIGHT Tokyo Blue」＝3万6,300 円ほか。

　営業時間は10時～20時。オープン日は限定カプセルコレクション購入客向けに7時から店頭で整理券を配布し、12時に案内を始める。