「デザインタイド」今秋開幕に向けて始動-テーマは「PLAY」

今秋開幕の複合デザインイベント「デザインタイド」始動へ。今月から参加エントリーを開始

今秋開幕の複合デザインイベント「デザインタイド」始動へ。今月から参加エントリーを開始

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 今秋3年目を迎える複合デザインイベント「Design Tide(デザインタイド)」の開幕に向けて、同実行委員会では今月からテーマなどの概要を発表し、企業やアーティストなどに向けて参加を呼びかける動きを本格化させている。

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 デザインタイドは、イデー創業者で現・流石創造集団(渋谷区神宮前1)社長の黒崎輝男さんが中心となり2000年から2004年まで開かれていた「東京デザイナーズブロック」の流れを受け継ぎ、国内インテリア業界の中心人物により立ち上げられたデザインイベント。イベントは主に、メーン会場で行われる国内外のアーティスト、ブランド、ショップなどによるインスタレーション・見本市と、青山や原宿、渋谷周辺のギャラリーやカフェ、アパレル店などが会場となる関連エキシビションから成る。

 東京・青山周辺ではここ数年、10月から11月にかけてデザイン・ファッション関連の大型イベントの動きが活発化。国内外の大手インテリアメーカー、学生などが参加し、コンテナ展など大規模な展示を繰り広げる見本市「東京デザイナーズウィーク」をはじめ、一昨年には英デザインイベント「100%DESIGN」が初上陸、加えて東京コレクションを中核としたファッションイベント「東京発 日本ファッションウィーク」(JFWイン東京)も本格始動した。

 こうした動きが目立つ中、デザインタイドが目標に据えるのは「クリエーター、流通関係者、売り手など、デザインに関わるすべての人がつながり合う新たな出会いの場(メッセ)を作ること」(同実行委員会)。同時期に開催され、関連企画なども多い東京デザイナーズウィークに比べ、発信側の「手作り感」が見えやすいのも同イベントの特徴。昨年は国内外約60組のアーティストらが参加し、当時建て壊し目前だった原宿・明治通り沿いのビルを借り切って、各自のプレゼンテーションを展開した。

 今年のベーステーマは「PLAY」。前回の会場内にあった「デザインを楽しもう」という空気感をもとに、このテーマを決めたという。会期は10月31日~11月4日に決定。同委員会によると、メーン会場は青山・原宿・渋谷・六本木エリアの「とあるビル」で詳細は今後発表するという。3月15日には、六本木「スーパーデラックス」でローンチパーティを開催し詳しい内容などを発表するほか、同日より参加デザイナー、メーカー、ショップなどのエントリーを開始する。入場料は一般=1,000円(1ドリンク付き)。

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