
渋谷区は10月から、参加型カラオケ大会「SHIBUYA NODOJIMAN」を渋谷で初開催する。
区が実行委員会と連携し開催。近年、「世代間交流の希薄化」により、高齢者の孤立や地域連携、防災面での課題が挙がっている中、健康やスポーツとも親和性が高い「カラオケ」を通じて、幅広い世代が交流できる機会を創出。区の音楽・エンターテインメント文化の「再活性化」も目指す。実行委員長の井上順さんは「渋谷の街に皆さんの歌と声援が響く楽しい大会にしたいと思っている」などとコメントを寄せる。
区内北・中央・南の各地域(5会場)に分かれ、予選を実施。歌唱力だけでなく、表現力や衣装などキャラクターなども審査。予選を突破した30組が本選に出場し、オーディエンス投票も含めて個人とチームのグランプリ、特別賞などを決める。審査員を務めるのは、予選=タワーレコード渋谷店・青木太一店長、渋谷区学びとスポーツ部・佐藤浩行部長、アソビシステムプロジェクトマネジャー・永田早紀さん、DJ須永辰緒さん。
予選会場は、前期=笹塚ボウル(渋谷区笹塚1)、タワーレコード渋谷店(神南1)、後期(同15日~11月5日)=リフレッシュ氷川(東1)、地域交流センター新橋(恵比寿1)、YCC代々木八幡コミュニティーセンター(代々木5)。本選は2月7日に、渋谷区総合文化センター大和田(桜丘町)「さくらホール」で行われる。
渋谷区在住・在勤・在学であれば、年齢問わず個人・チーム(最大8人)で参加可能。参加無料。定員は最大100組・人(応募多数の場合は抽選)。申し込み期間は、前期=9月16日~10月8日、後期=同15日~11月5日。観覧は、予選は自由、本選は12月中旬に募集を始める予定。
発災時の情報収集や区政への理解促進を目的として、コミュニティーFM「渋谷のラジオ」との連携企画も予定。イベントと同名の番組で、地域で活動するゲストを迎え、大会の様子やみどころなどを紹介していく。放送日時は、10月2日・9日・16日・23日・30日、16時10分~16時30分。