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台湾発寝具ブランド「スリーピー・とうふ」、南青山に日本初旗艦店

店内の様子

店内の様子

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 台湾発の寝具ブランド「SLEERPY TOFU」の日本初旗艦店「SLEEPY TOFU HOUSE」(港区南青山3)が5月9日、南青山にオープンした。経営はSleepy Tofu Japan(港区)。

マットレスなどを置く寝室をイメージしたエリア

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 エンジニアやデザイナー、クリエーターなど異業種のメンバーが立ち上げた同ブランドは、 2016年にクラウドファンディングを始め、当初の目標額の6000%となる約9,000万円を集め、2018年にマットレスを発売しスタート。2021年に日本のデザイナーと共同でシーツの開発・販売を始め、2022年に日本での展開を開始。オンラインでの販売に加え、ポップアップイベントなどを展開してきた。

 延べ床面積は105平方メートル。トラフ建築設計事務所が手がけた店舗は、玄関やリビング、ダイニング、キッチン、書斎、寝室といった実際の住まいを想起させるエリアで構成。「丸みや余白」を持たせたほか、随所に窓や間接照明で「広がりと心地よさ」を感じられる空間に仕上げた。店内に置くダイニングテーブルセットや豆腐をイメージしたソファなどは同ブランドが作ったほか、100%繊維系廃材を再利用したアシュクパネルやデンマークのテキスタイルを採用し、空間全体の統一感やブランドの「優しさ」を表現した。店舗中央の豆腐をモチーフにした小部屋「TOFU ROOM」には、ベンチやデスクを置き、正面にはブランドロゴの顔を彫るなどブランドの世界観を「象徴する」空間に仕上げた。キッチンエリアでは来店客に台湾茶を振る舞う予定。

 「看板商品」は、台湾で年間2万台を販売している、豆腐をさいの目に切ったような格子模様の「スリーピー・とうふ」(シングル7万9,800円~)。「大きな豆腐の上で眠るような心地よさ」を目指し、ポケットコイルとウレタンフォームの二層構造で仕上げた。台湾のメーカーと共同開発したウレタンフォームは、一般的には2センチ程度の厚みが多い中6センチにしているほか、独自の処理技術で石墨を混ぜて放熱・吸湿性を持たせている。「スリーピー・いなり」(同3万9,800円~)はスリーピー・とうふと同じ二層構造などを採用した三つ折りタイプのマットレスとなっている。

 敷きパッド(スリーピー・とうふ、いなり用=シングル各9,800円~) 、枕(1万3,800えん)、かけ布団(シングル2万3,800円~)なども扱う。

 営業時間は12時~19時。火曜・水曜定休。予約優先。

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