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代々木公園で「アースデイ東京」 加藤登紀子さんらライブ、SDGsの取り組みも

昨年開催時の会場の様子

昨年開催時の会場の様子

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 代々木公園を中心に4月21日・22日、環境フェスティバル「アースデイ東京2018」が開催される。

ライブやトークなどのステージも展開

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 1970年にアメリカ西海岸でスタートした「アースデイ」は、地球温暖化などの環境問題に対する関心を呼び掛ける環境イベント。日本では1990年に代々木公園を中心に大規模なイベントを初開催し、アースデイ東京としては2001年から実施。今年はアポロ8号が月面から上る地球「アースライズ(地球の出)」を撮影してから50年を迎えることから、「HELLO EARTH」をキャッチコピーにさまざまなコンテンツを展開する。

 今年から、国連が発表した「SDGs(持続可能な開発目標)」をメインコンテンツに取り入れ、トークステージではアプリ「UDトーク」を使い日本語と英語での文字通訳、手話ボランティアにサポート、多目的トイレの設置などを行う。

 会場には、NPO・NGO、団体、企業などのブースが出展。各ブースでは、椅子座禅や写経、森林間伐材を使った鉛筆づくりのワークショップ、「人と動物の共生」「命の大切さ」についてパネル展示なども行う。フードエリア「アースデイキッチン」には、シカ肉料理を提供する「ニコルズフォレストキッチン」、ビーガン料理のフードトラック「GREEN FOOD CAMPER」、コーヒースタンド「GOODTIME BRUNCH COFFEE」など20店以上が出店。有料のリユース食器(飲食代に100円追加)を導入し、「マイ食器」の持参を呼び掛けている。

 トークテントでは、バンクーバーパラリンピックのクロスカントリースキー銀メダリスト太田渉子選手らが登壇するパラリンピック関連のステージや、DJ沖野修也さん、シンガー・ソングライターbirdさんを招き「アーティストにとっての、アースデイ」をテーマにしたトークなどを展開。

 ステージでは、加藤登紀子さんやバンドFUNKIST、ラッパーあっこゴリラさん、アフロビートバンドAfro Begue、ロックバンドa flood of circleのボーカル佐々木亮介さん、ギタリスト佐藤タイジさんらがライブを展開する。

 開催時間は、21日=10時~19時、22日=10時~18時30分。入場無料。雨天決行。2日間で約12万人の来場を見込む。

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