東急本店に「仙台七夕まつり」吹き流し装飾 市とタイアップ、伊達武将隊来店も

約1.5メートルの吹き流しを飾る館内

約1.5メートルの吹き流しを飾る館内

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 東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)館内に現在、「仙台七夕まつり」の吹き流しが装飾されている。

本場仙台の習わし通り5本1セットで吹き流しを飾る1階南口

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 2020年に東京五輪・パラリンピックの開催が控える中、今年から日本各地の伝統・文化の発信を行っている同店。昨年10月に免税対象品が拡大したことなどから増えているという外国人旅行客が、「(地方に)足を運ぶきっかけづくり」になることなどを目指している。

 2月には静岡・東伊豆の「ひなのつるし飾り」を装飾、3月には長野・上田の「上田城千本桜まつり」にちなみ真田幸村の甲冑(かっちゅう)を展示してきた。第3弾となる今回は、仙台藩祖の伊達政宗の時代から続く夏の風物詩として知られる「仙台七夕まつり」(8月6日~8日)が開催される仙台市とタイアップ。

 1階メーン通路には約1.5メートルの吹き流し14本をつるしているほか、同階南口には約1.3メートルの吹き流しを、「仙台七夕まつり」の習わしである5本1セットにして飾っている。同階インフォメーションと6階・子ども服売り場にはササを設置。用意する短冊に願い事を書くことができ、短冊は仙台七夕まつり(8月6日~8日)の竹飾りにも掲出される。

 同階・正面口にはステージを設置しイベントも開く。7月3日には、奥州・仙台 おもてなし集団「伊達武将隊」の伊達政宗や片倉小十郎、支倉(はせくら)常長などが演舞するほか、4日には、2015せんだい・杜(もり)の都親善大使である村上彩花さんが仙台の観光PRをし、仙台・青葉まつりのマスコットキャラクター「すずのすけ」が踊りを披露する。

 併せて、地下1階「諸国銘産」売り場では仙台の菓子「萩の月」を販売(4日のみ)、5階の老舗甘味喫茶「銀座立田野」では仙台の「ずんだ」を使った「あんみつ」を提供(2日~8日まで)。食料品売り場では、宮城産日本酒「浦霞」「一ノ蔵」、宮城の水産加工品なども集積する。

 営業時間は10時~21時。7月7日まで。

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