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ブラジャー400枚で「ニケ」像の羽を表現-ブラジャーの日に合わせ

400枚のブラジャーで「ニケ」像の羽を模した作品を作る学生たち

400枚のブラジャーで「ニケ」像の羽を模した作品を作る学生たち

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 スパイラル(港区南青山5)1階のショーケースに2月10日~12日、ブラジャーで作る「サモトラケのニケ」像の羽を模した作品が展示される。

白とピンクのブラジャーを中心に使う

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 下着・インナーの日本ボディファッション協会(中央区)が今年1年間にわたり「百花繚乱(りょうらん)!」をテーマに展開する活動の一環で、今月12日の「ブラジャーの日」に合わせて企画した。ブラジャーの日は、1914年の同日、アメリカ人女性が、ブラジャーの原型となるものを考案し特許を申請した日で、それにちなみワコール(本社=京都市南区)が日本記念日教会に登録した。

 作品のモチーフは仏ルーブル美術館に所蔵されている彫像「サントラケのニケ」。「百花繚乱(=いろいろな花が咲き乱れること)」を女性が社会で活躍する姿として捉え、同像の題材となっている勝利の女神に重ね合わせたという。同協会初の産学共同企画で、女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科の学生が制作に携わっている。

 像の羽の部分を模した作品には、アツギ、グンゼ、トリンプ・インターナショナル・ジャパン、ワコールなど同協会の加盟者が所属する下着メーカーのブラジャー400枚を使う。色は白とピンクが基調で、サイズは長さ1.8メートル。来場者が作品の前に立つと、羽根を付けたように見える体験型アートになる。

 開催時間は11時~20時。入場無料。会場では花に見立てたショーツ(2,000円~3,000円)を販売する。

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