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恵比寿にナポリの老舗ピッツェリア「ミケーレ」-東京初上陸、素材も空輸

白を基調に仕上げた店内。席数は60席

白を基調に仕上げた店内。席数は60席

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 恵比寿駅東口エリアに1月31日、伊ナポリの老舗ピッツェリア「L'Antica Pizzeria da Michele(アンティーカピッツェリア ダ・ミケーレ、以下ミケーレ)」(渋谷区恵比寿4、TEL 03-5447-3800)がオープンした。経営は飲食店経営を手掛けるバルニバービ(台東区)。

ピザはナポリ本店同様マルゲリータとマリナーラの2種のみ

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 1870年創業のミケーレ。開店当初から5世代にわたり職人たちにより受け継がれてきた製法を重んじ、マリナーラとマルゲリータの2種のピザを「一切の」アレンジを加えず提供し続けているという。2010年公開の映画「食べて、祈って、恋をして」(ライアン・マーフィー監督、ジュリア・ロバーツさん主演)イタリア・ナポリ編の舞台としても使われた。

 同社は昨年5月、ミケーレとフランチャイズ契約を締結。オープンに向け、同社のナポリピッツア職人であるスタッフ2人が本店で研修した。「人通りもあり、天神坂の道を入っていったところが、ナポリ本店のミケーレの場所に雰囲気が似ていた」(同社プレスの福地恵理さん)ことから同所へ出店を決めた。

 店舗面積は、店内=約140平方メートル、テラス=約22平方メートル。席数は60席を用意。ファサードはガラス張りにし、「気軽に入れる広い間口」を演出。店内は白を基調に、ナポリ本店の「食堂のような雰囲気」も出しながら、「今の新しさ」を感じられる内装に仕上げたという。店内には、5~6枚を焼くことができる現地のマエストロが作ったピザ窯を備える。

 ピザは本店同様マルゲリータとマリナーラの2種のみ。粉・トマト・塩・オイルなどのほか、牛の全乳を使った「フィオルディラッテ」などのチーズなどをナポリから空輸する。モッツアレラチーズ・トマト・バジルを載せる「マルゲリータ」(ドッピア=1,800円、ノルマーレ=1,450円)、トマト・ニンニク・オレガノを載せる「マリナーラ」(マキシ=1,500円、ノルマーレ=1,250円)。ピザのサイズはいずれも約35センチで、チーズ、ピザ生地の量が異なる。

 そのほか、オリーブ盛り合わせ、「淡路島大森さんのトマトサラダ」(各400円)、「イタリアの生ハム盛り合わせ」、モッツアレラ(各500円)などのアンティパスト、イタリアンビール「モレッティ」(850円)、グラスワイン(赤・白、各450円~)などのドリンクもそろえる。客単価は、ランチ=1,400円、ディナー=2,800円。

 営業時間は、月曜~金曜=11時30分~14時30分・17時30分~23時30分(ラストオーダー)、土曜=11時30分~翌0時30分(同)、日曜=11時30分~23時30分(同)。

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