代官山で「パラパラ漫画」30人展-異なる作風の作品一堂に

2007年に開催した「ぱらぱらマンガ 喫茶展」会場風景

2007年に開催した「ぱらぱらマンガ 喫茶展」会場風景

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 パラパラ漫画好きなクリエーターら30人が自作漫画を持ち寄って展示するグループ展「ぱらぱらマンガ garden 喫茶展」が3月13日より、代官山の展示・イベントスペース「space K」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5456-3556)で開催される。

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 2006年のスタート以来、開催は3度目。パラパラ漫画が好きで、もともと作品を作っていたという荒井知恵さんらが「作品は比較的小さなものが多いため、展示スペースが埋まらない」ことから知人らに声を掛け、20人以上が参加。「漫画喫茶のような気持ちで気軽に作品を手に取ってもらえたら」という気持ちから「喫茶展」と名付け、これまでメンバーを入れ替えながらグループ展を開催してきた。

 前回は「食」をテーマに皿やカップなどに作品を乗せて展示した。今回のテーマは「garden」。「自分たちのテイストにしては、代官山はおしゃれな場所。春の開催にも合わせてテーマを選んだ」と荒井さん。会場では小さな作品はテグスで天井からつるすなど、見せ方にも工夫を凝らすという。

 参加するのは、アニメーションやイラストなどの分野でそれぞれ活躍する30人で、CG映像作家のMAKOTO SUGAWARAさんはCGを使った作品、アーティストの関野宏子さんは素材をコマ撮りした作品と、異なる作風のパラパラ漫画が一堂に集まる。

 「あしたのんき」のペンネームで、手描きの和風作品を展示する予定の荒井さんは「ぜひ手に取って、自分の手でめくりながら作品の動きを体験し、楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は11時30分~20時(最終日は15時まで)。今月22日まで。

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