渋谷にカフェ「フレイムス」新業態店-店内に世界のアンティーク

文化村通りに面したダイニングの様子。全面ガラス張りの窓際席からは東急本店が望める

文化村通りに面したダイニングの様子。全面ガラス張りの窓際席からは東急本店が望める

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 カフェ「FRAMES(フレイムス)」などの外食事業を展開するべストアンドブライティスト(渋谷区猿楽町)は12月18日、渋谷・東急本店向かいに、フレイムスの新業態カフェ&ラウンジ「MICROCOSMOS(ミクロコスモス)」(道玄坂2、TEL 03-5784-5496)をオープンした。

カウンターもある店内奧の様子。ダイニングとは異なる空間

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 場所は、ミニシアター「渋谷シネ・アミューズ」(道玄坂2)などが入る商業ビル「フォンティスビル」の2階。店舗面積は65坪。「世界の縮図」をコンセプトにした内装は、空間プロデューサーとしても活動する同社の村田大造社長が手掛けた。村田社長は仕事の合間を縫ってアメリカやヨーロッパを中心に約5年かけてアンティークアイテムを集めた。同店では、集めたアイテムを随所に使用。

 店内は天井が最大で5~6メートルあり、開放的な空間が広がる。イタリアから輸入した噴水やオーストラリアから取り寄せたミラーボール、アメリカで見つけたアーチ型の窓など世界で集めたアンティークアイテムを飾る。壁面は、一部フランスやイギリスで購入した色鮮やかな壁紙を使用した個所や日本の流木を飾った部分も。DJブースも設け、150人~200人のライブやパーティーなどにも対応する。席数は130席。同社の小畑正悦マネジャーは「同じ店内でも座る席を変えるだけで別の風景が広がる。1度だけでなく、2度、3度楽しめるカフェを目指した」と話す。

 メニューは、肉・魚料理をはじめ、ピザやカレー、すしロール、ハンバーグや目玉焼きを挟んだ「ミクロコスモバーガー」(1,155円)、パンケーキを3枚重ねた「メイプルバター」(735円)などを提供する。「抹茶と黒蜜の和風パフェ」(850円)などのスイーツメニューも充実させた。日替わりのランチメニューなども含め、約80品目のフードメニューを提供する。

 アルコールは、カクテル(840円~)を中心にビール(683円~)など約60種を取りそろえる。ジンベースのフレッシュオレンジカクテル「ファラオ」(900円)などオリジナルカクテルも用意。ソフトドリンクは「ハブ茶」(683円)や「豆乳&バナナスムージー」(840円)など。客単価は3,000円~3,500円。20~30代全般の男女をターゲットに据える。

 営業時間は11時30分~翌4時(土曜・日曜・祝日の前日は翌5時まで)。

 同社は2001年にカフェ「フレイムス 代官山店」(猿楽町)を開業後、渋谷と中目黒にも同業態のカフェをオープン。カフェ以外に、和食店「はちまん食堂」(猿楽町)なども出店する。

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