安野モヨコさん原作のマンガを、土屋アンナさん主演、蜷川実花さんの監督で実写化した話題作「さくらん」の公開を記念した企画展「さくらん極彩色絢爛（ごくさいしょくけんらん）展－めくるめく花魁の世界－」が2月22日より、渋谷「パルコミュージアム」（渋谷パルコ・パート3、TEL 03-3477-5873）で始まる。

　江戸時代・吉原の遊郭を舞台にした「さくらん」は、主人公の少女、きよ葉が遊女の花魁（おいらん）に成長していく様子を描くドラマ。主演の土屋アンナさんをはじめ、椎名桔平さん、成宮寛貴さん、木村佳乃さんらがキャストを固め、人気フォトグラファーの蜷川実花さんは同作で初めて長編映画の監督を務める。

　同展では、実際に撮影で使われたセットを展示するなど会場内に映画の世界を再現、蜷川さん撮影による写真作品も併せて公開する。展示物はほかに、キャストが身につけた色鮮やかな衣装や小道具など。会場にはセットの畳を持ち込み「靴を脱いで」回れる区画も登場する。物販コーナーでは劇場グッズや書籍・DVDなどの関連グッズも販売。入場料は一般＝500円ほか。3月5日まで。

　「さくらん」は、2月24日よりシネクイント（渋谷パルコ・パート3、8階）ほか全国でロードショー公開される。展覧会の半券を持参すると、シネクイントでの当日料金が割引になる連動企画も。

映画「さくらん」公式サイト