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渋谷で映画「わたしたちの家」上映期間延長 PFFアワード受賞作品

上映期間延長が決まった「わたしたちの家」より©東京芸術大学大学院映像研究科

上映期間延長が決まった「わたしたちの家」より©東京芸術大学大学院映像研究科

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 渋谷のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町)で現在上映中の映画「わたしたちの家」の公開延長が決まった。

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 東京芸術大学大学院で黒沢清監督、諏訪敦彦監督に師事した清原惟(ゆい)監督の劇場デビュー作となる同作。同大学院の修了作品として製作し、昨年の「ぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード」でグランプリを受賞した。

 同作は、父親が失踪し母親と2人暮らしする少女、助けてくれた女性の家に住むことになった記憶を失った女性、の異なるストーリーが一軒の同じ家の中で進行する物語となっている。

 清原監督は1992年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業、東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了。武蔵野美術大学在学中に監督した「暁の石」、同大卒業制作として製作した「『ひとつのバガテル』が2年連続でPFFアワードに入選。今作が同アワード3作目の入選でグランプリ受賞となった。今年2月のベルリン国際映画祭のフォーラム部門へ正式出品するほか、香港国際映画祭インディーパワー部門への招待も決まったという。

 同シアターでは1月13日から2週間限定で上映が始まったが、初日には立ち見が出たほか、以降は「満席状態が続いている」ことから上映期間の延長が決まった。

 2月2日まで。1月24日は休映し、清原監督の「ひとつのバガテル」「波」を上映する。

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