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渋谷・アップリンクで「見逃した映画」特集 アカデミー賞受賞「ムーンライト」など47作品

アカデミー賞で3部門を受賞した「ムーンライト」より©2016 A24 Distribution, LLC

アカデミー賞で3部門を受賞した「ムーンライト」より©2016 A24 Distribution, LLC

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 渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で現在、「見逃した映画特集2017」が開催されている。

詩集を基にした「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」

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 同シアター年末年始の特集上映企画として5年目を迎える同企画。同館だけでなく、昨年1月から10月ごろまでに日本国内で公開された作品の中から、ミニシアター系アート作品からメジャー系エンタメ作品までジャンル問わず47作品をラインアップする。

 上映作品は、アカデミー賞で作品賞・助演男優賞・脚色賞に輝いた「ムーンライト」(バリー・ジェンキンス監督)をはじめ、アカデミー賞外国語映画賞部門にノミネートされたドイツ映画で、「いたずら好き」の父親とキャリアウーマンの娘のコメディー「ありがとう、トニ・エルドマン」(マーレン・アデ監督)などの洋画、「桐島、部活やめるってよ」などで知られる吉田大八監督作「美しい星」、詩人で小説家の最果タヒさんの詩集を基にした「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(石井裕也監督)などの邦画をそろえる。

 ほかにも、音楽ユニット「MOROHA」のツアーに密着した「劇場版 其ノ灯、暮ラシ」(エリザベス宮地監督)、9カ国のさまざまな家庭の子育てを撮影した「いのちのはじまり:子育てが未来をつくる」(エステラ・ヘネル監督)などのドキュメンタリー作品や、アニメーションでは共に湯浅政明監督が手掛けた作品で、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞の「クリスタル賞」を受賞した「夜明け告げるルーのうた」、作家・森見登美彦さんの同名小説を基にした「夜は短し歩けよ乙女」を上映する。

 鑑賞料は1,300円ほか。1月26日まで。

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