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渋谷・井の頭通りにアイウエア「ジンズ」旗艦店 イベント空間併設、発信型店舗に

ガラス張りの店舗外観

ガラス張りの店舗外観

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 渋谷・井の頭通り沿いに5月26日、アイウエア「JINS(ジンズ)」のフラッグシップストア「JiNS渋谷店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3464-8070)がオープンした。経営はジンズ千代田区)。

藤本壮介さんが手掛けた店内

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 1988(昭和63)年にジェイアイエヌとして創業した同社。2001年、福岡・天神に「ジンズ」1号店をオープンし、2010年には中国に海外1号店を出店。2013年にはドライブスルー型の店舗を開いている。今年4月、社名をジンズに変更した。中心購買層は30代。

 「新しいことに果敢にチャレンジしていく風土」がブランドのビジョンとリンクすると判断し、渋谷に旗艦店を出店。眼鏡とさまざまなカルチャーを融合させながら、「新たな価値」の提案を図るという。眼鏡をかけない人の来店も促すため、初めてイベントスペースを併設し「発信型の店舗」づくりを行っていく。

 店舗面積は1階~2階の2フロア計107.8坪。店舗設計は、かねて同社社長田中仁さんと親交がある建築家・藤本壮介さんが担当。ガラス張りの店舗は「さまざまな物に囲まれた中を歩くことで、新しい物に出合えるワクワクする空間」(藤本さん)を目指し、什器などの木組みを不規則に配置。随所に植物やオブジェなどをディスプレーしている。

 イベントスペースではアート展示や新商品発売と連動したイベントなどを予定。現在は、アーティスト鈴木康広さんによる展示「Blinking Spectacles世界の見方が変わる瞬間」(7月中旬まで)を展開。人型のビニールで「空気を切り取った」作品や、見ずに浮かべると実際の日本列島と同じ向きで止まる日本列島型の方位磁石など10作品が並ぶ。

 同店では、度入りの眼鏡(5,400円~1万2,960円)やブルーライトカット眼鏡「JINS SCREEN」、サングラス(3,240円または5,400円)など約1万1220本を常時取り扱う。眼鏡購入客にはネットスーパー「オイシックス」とコラボレーションしたオリジナルブルーベリージュースを無料提供する。2階では検眼や加工、フィッティングなどのサービスも受け付ける。

 他店に先駆けて眼鏡関連雑貨の取り扱いも始める。眼鏡ケース(1,080円)やグラスコード(1,620円)など白や黒などのカラーリングのベーシックラインと、アーティスト金氏(かねうじ)鉄平さんがデザインしたトートバッグ(3,780円)などのアーティストラインをラインアップする。

 田中さんは「ブランドのビジョンを発信していく場にしたい。我々のスタイルを良いと思ってくれる方々に来店いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。

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