渋谷・宮益坂に「ラーメンビル」-「まっち棒」など4店舗出そろう

ラーメンビルの外観

ラーメンビルの外観

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 飲食事業を手がけるケードットアカノット(港区南青山6)は3月25日、同社が運営する和歌山ラーメンチェーン店「まっち棒」などが出店するビル(渋谷区渋谷1)の4階に「鶏そば うつけ」をオープンした。これにより同ビルは、1階から4階まで全フロアにラーメン店が集積する「ラーメンビル」(TEL 03-3406-7233)となった。

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 同ビル内の全店を経営する同社は、「鶏そば うつけ」のオープンに伴い、ビル前面に大型看板を設置。「ラーメン大戦争」のキャッチフレーズを大胆にあしらったほか、各店の店名も掲出する。文字横には巨大なアニメキャラクターのイラストを起用し、「人目を引くビル」(同社)へとリニューアルした。

 新規オープンした4階「鶏そば うつけ」は、数種類の鶏ガラから抽出したスープが特徴。皿に分けた食材を自分でトッピングできるため、好みの味付けで楽しめる。メニューは、「全部のせ鶏そば」(1,130円)、「わんたんそば」(980円)など。「あさりご飯」(300円)などのサイドメニューもそろえる。店舗面積は約30平方メートルで、席数はカウンター8席。

 このビルで最初にオープンしたのは、2005年7月開業の1階「麺屋 梵天(ぼんてん)」。野菜を盛ったラーメンでボリューム感をウリにするほか、スープは、豚足や鶏ガラなどの動物系と、数種類の野菜でだしをとる。メニューは、「さかな梵天」(800円)や「黒梵天」「赤梵天」(800円)のほか、「全部のせラーメン」(1,100円)など。カウンター11席。

 2階の「紀州和歌山ラーメン まっち棒」は、2007年3月にオープン。スープは、濃厚な「豚骨しょうゆ」と「豚骨みそ」の2種類。「多具山中華そば」(1,080円)や「多具山みそラーメン」(1,130円)など、しょうゆとみそに分けたメニューを提供する。カウンター12席。

 今年1月にオープンしたのは3階「つけめん 乱世」。数種類の魚から抽出したスープでつけめんを提供。「つけめん」(800円)に豚やほうれんそうなどをトッピングしたメニューのほか、一風変わった「カレーつけめん」(850円)などもそろえる。カウンター9席。

 1階「梵天」店長で、4店舗の統括店長も務める貫井宏さんは、ラーメンビルの完成について、「普通は場所を変えて店を展開するが、弊社は数種類のラーメンを作る技があるため、4店舗を同ビル内で展開した」と自信をのぞかせる。「宮益坂の人通りの多さも、同じビル内に出店した理由」(同)という。

 営業時間は11時~24時(「まっち棒」は翌1時まで)。

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