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渋谷にワイン酒場「ブエノ」 スペインバルが業態転換、セラーから選べるワインも

地階ながら明るく開放的な店内

地階ながら明るく開放的な店内

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 渋谷・ペンギン通り沿いに昨年12月16日、「裏路地ワイン酒場BUENO(ブエノ)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5784-0663)がオープンした。経営は「磯丸水産」などを展開するSFPダイニング(世田谷区)。

来店客が入ってワインを選べるセラー

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 2006年にオープンしたスペインバル「CASA DEL BUENO(カサ・デル・ブエノ)」を業態転換した同店。近年のワイン人気や若者の利用促進を図り、「普段使いできるよう」にした。店名の「BUENO」は、スペイン語で「良い(おいしい)」を意味する。

 店舗面積は234平方メートル。ファサードにはネオンサインを掲出し視認性を高めた。地階ながら天井高8~9メートルの空間が特徴的で、スペインのタイルをあしらった壁や飾るポスター、イミテーションの生ハム原木など、本場スペインのバルをイメージした雰囲気は変えていないが、テーブルや椅子を新しくし、店内からのぞけるようにワインセラーの壁はガラス張りにするなどした。

 約9割を入れ替えたというメニューは、ハーブで香り付けるローストチキン(ハーフ880円~)やスモーク・チェダー・カマンベールなど「5種類のチーズプラッター」(1,280円)、サーモンをバラの花のように盛り付ける「スモークサーモンとアボカドのサラダ」(880円)、小エビまたはシラスとマッシュルームの2種類を用意するアヒージョ(680円)、「温泉卵のカルボナーラパスタ」(980円)など。「具だくさん魚介のパエリア」(1~2人前1,280円~)などスペイン料理はかねて提供している。

 セラーから選べるボトルワイン(1,980円~)は常時60種類以上。現在はイタリア・フランス・チリのワインを中心にラインアップする。今後、取り扱う地域は増やして行く予定という。価格帯も見直したことから、客単価は2,500円~2,800円程ほどと1,000円近く下がった。

 以前は30代女性が中心客層だったが、現在は20代の女性が中心だという。金井亮店長は「セラーに入って選んでいただける、コスパの良いワインとこだわった料理のマリアージュを楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は15時~翌5時。

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