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渋谷・道玄坂にアジア最大「フーターズ」-国内4店舗目、週3日の深夜営業も

渋谷店のエントランス

渋谷店のエントランス

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 渋谷・道玄坂の商業施設「ザ・プライム」(渋谷区道玄坂2)4階に4月21日、カジュアルアメリカンレストラン&スポーツバー「HOOTERS(フーターズ)渋谷店」(TEL 03-6416-3917)がオープンする。経営はエッチジェー(渋谷4)。

渋谷店の「フーターズガール」のANRIさん、KANAさん、SHIORIさん、HITOMIさん

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 1983年に「アメフト好き」のビジネスマン6人が米フロリダで創業した同店。現在ではヨーロッパやアジアなど世界に450店以上を展開している。日本では2010年10月にオープンした赤坂店(千代田区)を皮切りに、銀座店(2012年6月、中央区)、大阪店(昨年12月、大阪市中央区)を出店している。

 渋谷店は国内4店舗目。既存店はオフィス街にあることもあり、20代後半~30代後半のビジネスマンやOLの来店が中心で、男女比は7対3程度。渋谷店では若年層や遠方からの観光客などの利用も視野に入れるほか、既存店とは異なりランチ営業はせず、深夜利用を見込み週に3日翌4時まで営業する。

 ターミナル駅である渋谷には出店を視野に入れていたが、「ダイナミックさ」を表現するため広さのある出店先を探していたという。そうして見つけた同店の面積は、アジア圏の店舗の中で「最大の広さ」となる350坪。席数はハイテーブルを中心に330席を用意。オレンジやウッドを基調にした店舗デザインは世界共通で、店内には計29台のモニターを設置し、さまざまなスポーツの映像を流す。約80坪のフリースペースでは、スポーツ関連のイベントやパフォーマンスショーなどを開いていく予定。同店は本国で昨年6月に導入された新ロゴを導入している。

 アメリカンチアリーダーをイメージした、ロゴ入りの白いタンクトップにオレンジ色のホットパンツ姿のホールスタッフ「フーターズガール」が特徴的な同店。渋谷店オープンに向けスタッフを募集し、約100人を採用。1日約30人が働く。国内の既存店とは異なり、ルーズソックスを履いていない。本国同様テーブル担当制で、担当するフーターズガールは紙ナプキンに自身のサインを書いて客に渡す。1時間に1度ほど、「Mickey」「YMCA」などダンサブルな音楽が流れだすと、フロア内のフーターズガールが一斉に踊り出すダンスタイムがある。入店時は「Welcome to HOOTERS」の声で出迎え、「Thank you, see you again」のあいさつで見送る。

 既存店同様、アメリカンフードとドリンクを提供する。揚げ方をブレデッド(衣揚げ)・ネイキッド(素揚げ)の2種から、ソースをBBQやテリヤキ、甘辛の「デイトナ」など6種からそれぞれ1種を選べる「チキンウィング」(10P=1,404円、20P=2,700円)や、スライスしたピクルスに衣を付けて揚げる「フライド・ピクルス」(オニオンディップ付き、950円)、ハンバーガー(1,426円~)、マッシュポテトとオニオンリング付きの「ダイスカット・ステーキ」(1,706円)などをラインアップ。別途サービス料10%が掛かる。客単価は3,000円を想定。

 同社広報・マーケティングディレクターの佐藤友里さんは「席数が多いので足が遠のいていた方々にもご来店いただきたい。アメリカンな料理やパーティーのような楽しい雰囲気を演出するフーターズガールと話すなどして、サービスを味わっていただければ」と来店を呼び掛け、「常に満席で活気のある店にしていければ」と意欲を見せる。来店客数や売り上げの目標は公表していないが「他店の倍を目指す」とも。

 営業時間は、月曜・火曜=16時~23時30分、水曜~金曜=16時~翌4時、土曜・日曜・祝日=11時30分~23時30分(オープン初日は17時30分~)。同社では今後、1年に1店舗のペースで店舗展開を進めていく予定。

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