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渋谷のギャルカフェ「テンション」、話題に-「ちょりざーす」でお見送り

(左から)店長のきょんさん、スタッフのかなつんさん、あいたんさん、ひとまんさん

(左から)店長のきょんさん、スタッフのかなつんさん、あいたんさん、ひとまんさん

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 渋谷・井の頭通り沿いに5月10日にオープンしたギャルカフェ「10sion(テンション)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6416-0419)が話題を集めている。シブヤ経済新聞などが記事で伝えた後、ツイッターやフェイスブックで多くのコメントがついたほか、「ギャルカフェ」がネットの急上昇ワードランキングにも入った。

来店客にギャル系雑誌を紹介することも

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 ビル7階に位置する同店の店舗面積は12.11坪で、席数はカウンターとテーブル席で18席。「ハチ公(わんこ)そば」「ガングロイケ麺」「シブヤンテキーラ」「日サロ★ロック」などユニークな名前のメニューを提供するほか、ギャルのアイメークを体験できるサービス、スタッフと写真を撮ることができるサービスなども用意する。経営は、ガールズマーケティングやキャンペーン企画・制作などを手掛ける「GALT POP」(同)。

 スタッフ全員が「ギャル」で、接客は「敬語禁止」なのが特徴。客が来店した際には「いらっしゃいませ」と迎えるが、注文を受けた際や客が帰る際は、あいさつなどで使う「チョリース」と、「ありがとうございます」を意味する「あざーす」を組み合わせた「ちょりざーす」の言葉を使う。スタッフ同士の会話はもちろん、接客中も「ゆっくりしていって」「おなかすいてる?」など一貫して会話はタメ語。

 オープン当日は予約などの問い合わせで「電話が鳴りやまなかった」という同社林装太社長。来店客は、昼は20歳前後の大学生や近隣のアパレルショップで働く20代の女性が中心で、夜は20~40代の仕事帰りの男性が中心。行列はできなかったものの、初日から満席になった。

 男女ともに1人での来店もあったが、男女混合のグループでの来店が多く、滞在時間は2~3時間が中心。中には、グループでの来店に備えた下見客や、地方からの旅行客など、ネットのニュースを見て来店した客もいた。

 注文は、オムライスに「カラーコンタクトを付けて大きくなった目」をケチャップで描く「デカメライス」、「ガングロイケ麺(焼きそば)」、兵隊のつまようじを刺した「戦場のナゲット」(各1,200円)など、見た目や名称にインパクトのあるメニューが人気だった。

 チャージは男性が1時間1,000円で女性は無料。営業時間は12時~24時。

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