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渋谷にノマドワーカー対応コワーキング空間「ジェリージェリーカフェ」

無線LAN、電源を完備した店内にはミーティングスーペースなども用意する

無線LAN、電源を完備した店内にはミーティングスーペースなども用意する

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 渋谷・公園通り沿いの商業ビル(渋谷区神南1)5階に6月27日、coworking(コワーキング)スペース「JELLY JELLY CAFE(ジェリージェリーカフェ)渋谷店」がオープンした。

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 コワーキングは「working(仕事をする)」に「共同」「共に」という意味の接頭語「co」を付けた造語。ノマドワーカーなどに対応するコワーキング・スペースは、個々に仕事を持つさまざまな職種の人たちが一つの同じ場所でコミュニケーションを図りながら働くことで、多種多様なアイデアや知識など情報を共有するスペースとして注目を集める。

 同店は、カフェが集まる公園通り沿いの通称「カフェビル」内のレストランバー「bar cacoi(カコイ)」(TEL 03-5456-2522)の営業時間外を利用し、木曜・金曜のみオープン。デザイン事務所「ピチカートデザイン」(神南1)の白坂翔社長がコワーキングスタイルを体験し、自身でも「開いてみたい」と出店。友人が手掛ける六本木のバーラウンジに週1日開く1号店(今月2日オープン)に続く2店舗目となる。

 店舗面積は22坪で、席数は26席。店内には4~6人が利用できるミーティング・スペースを用意するほか、ソファを配置した休憩スペースも設ける。店内は無線LAN、電源を完備するほか、外出時に無料で荷物を預かるサービスなども。店内ではコーヒー、ローズヒップティー、クランベリージュース(各500円)などのドリンクを提供し、フードは持ち込み可能。

 渋谷店オープンに合わせ、両店で利用可能なポイントカードシステムを導入。通常利用料金が2,000円のところ、会員は1,500円(いずれもワンドリンク付き)で利用できる。利用ごとに1ポイントを付与し、5ポイントでワンドリンクをサービス。入会金は500円。

 渋谷エリアへの出店について、白坂社長は「当社のオフィスがあるという点やIT企業も多く、オフィスを持たない働き方をするいわゆるノマドワーカーが多いという点から渋谷でオープンしたいとい思っていた」とし、「現在は、六本木にお越しいただいた方や店の概念を知っている方が多いが、今後は今まで来たことのない方にも利用していただければ」と話す。

 営業時間は11時~17時。土曜・日曜定休。

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