恵比寿横丁に肉握り専門「肉寿司」-馬肉を使った「馬握り」メーンに

馬肉の「握り」をメーンに提供する「肉寿司」の様子

馬肉の「握り」をメーンに提供する「肉寿司」の様子

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 恵比寿駅東口エリアにある飲食街「恵比寿横丁」(渋谷区恵比寿1)内に5月29日、肉握り専門「加藤商店 肉寿司」(TEL 03-3444-7005)と焼き肉店「豚焼きセレブ にん肉」(TEL 03-3444-7015)がオープンする。両店の経営はスパイスワークス(千代田区)。

馬肉の握り「大トロ」

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 同社広報担当者は「肉寿司は馬肉料理店などでメニューの一品としてあるが、メーンとする業態はなかった。そこにニーズを確信し出店を決めた」とし、「昔のすし店は屋台だったこともあり、『肉+すし=高い』というイメージを払しょくしたかった。気軽に食べることのできる環境や雰囲気が当店のコンセプトに合っていた」と話す。

 2008年6月にオープンした恵比寿横丁には現在、立ち飲み店など13店舗が出店している。バー「アミーゴス」跡に出店する「肉寿司」の店舗面積は2.6坪。席数は17席。店舗は「スタンダードな懐かしいすし店」をコンセプトに、白木を基調に仕上げた。

 馬肉を使った「馬握り」をメーンに提供する同店。馬肉メニューは、「赤身」(160円)や「極上赤身」(300円)、「中とろ」(280円)、「大トロ」(400円)、「馬刺し」(780円)など。豚肉をあぶって握った「肉巻き」(380円)や「イベリコロースト」(280円)、馬肉・豚肉・鶏肉を使った「寿の足音盛り合せ」(1,300円)なども。客単価は3,000円。5月1日からプレオープンしていた同店。「お客さまは30~40代の方が中心で、男女比は6:4程度」だという。

 壺漬けホルモン「銀次郎」跡に出店するのは「豚焼きセレブ にん肉」。席数は18席。オレンジ色の壁面には豚の絵を掲出した。「和豚もちぶた」の肉を使用する同店のメニューは、「厚切りじゅーしーロース」「骨付きリブカルビ」(以上380円)や「がつ(胃袋)」「てっぽう(直腸)」(以上330円)などを用意する。

 同担当者は「いろいろな世代の方に『肉寿司』というものを認識していただきたい。『恵比寿横丁』という深夜帯も強い施設の中でブランディングを確立できれば、『肉寿司』という文化を広めることができる」と話す。「肉という食材を使い新しい業態と調理法でお客さまに驚きと楽しみを提供していきたい。それにより横丁をはじめ、飲食業界の活性化を図っていけたら」とも。

 営業時間は、肉寿司=17時~翌5時(日曜・祝日は24時まで)、にん肉=17時~翌5時。

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