渋谷パルコ、秋の大型改装進む-新規6店・改装7店、催事場も新設

メンズ・レディス合わせて6店舗が新規出店、7店舗がリニューアル。写真は「Jun red+(ジュンレッドプリュス)」

メンズ・レディス合わせて6店舗が新規出店、7店舗がリニューアル。写真は「Jun red+(ジュンレッドプリュス)」

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 渋谷パルコ(渋谷区宇田川町、TEL 03-3464-5111)は10月16日から、4~6階の新規出店6店舗を含む12区画をリニューアルオープンしている。改装規模は計約250坪。

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 4階「レディスファッション」フロアは、11月にオープンするショップを含め「モードファッションのデザインの楽しみと、その中に日常の楽しみが見つけられるフロア」(同店)を目指す。今回の改装規模は約230坪。

 16日にリニューアルしたのは「pas de calais(パドカレ)」と「casba(カスバ)」。パドカレでは、ヨーロッパ各国からセレクトしたインポートブランドや仏製香水、ビンテージアイテムなどをそろえる。パート3・2階から移転したカスバは、素材の風合いや人体に基づいたパターンメイキングを追求した商品を扱う。同23日には、デザイナー・古橋彩さんのナチュラルなレイヤードスタイルを提案する「fur fur(ファーファー)」、デザイナー真木洋茂さんのコレクションをそろえる「gomme(ゴム)」、フェミニンなリラックススタイルを提案する「RNA-N Resource Complex(アールエヌエーエヌ・リソースコンプレックス)」が出店・リニューアル、同30日にはデザイナー桑原直さんのブランド「sunaokuwahara」がリニューアルオープンする。

 5階・6階の「クロスファッションゾーン」は、従来のDCブランドに加え「女性も楽しめるようなメンズショップ」7店(約150坪)を集積。催事場も新たに設け、「アートやカルチャーの発信」もテーマに掲げた。

 パート1・5階のメンズ・セレクトショップ「バセットウォーカー」は16日、同じジュングループが手がける新業態「Jun red+(ジュンレッドプリュス)」に業態転換。「日本人がつくる日本人のためのファストファッション」をテーマに商品展開を図るほか、DJ・プロデューサー井出靖さんのレーベル「GRAND GALLERY」によるCDとアートのコレクションを展開するなどの複合ショップを目指す。

 6階には、ファッションブランド「イズリール」のデザイナー・高倉一浩さんが監修するユニットショップ「@IZREEL(アットイズリール)」、オリジナルメンズウエアのほかにもクロムメッキを主軸にした雑貨を扱う「rhenium HIDEWAYS(レニウム・ハイダウェイ)」、ミリタリーアイテムをベースにした「vital monsieur nicole(ヴィダル・ムッシュニコル)」、「ナチュラルモード」をキーワードとしたリアルクローズが基本の「DA-NA vie(ダーナヴィエ)」、「ワールド・スタンダード」をテーマにしたポップなアイテムをそろえる「html(エイチーティーエムル)」が16日に新規出店。「Choose life by Katharine Hamnett(チューズライフ・バイ・キャサリンハムネット)」はリニューアルを行い、エコファッションの集大成コレクション「Katharine E Hamnett」を導入した。

 新たに誕生した催事場では現在、「CLASKA mixroom展」を開催中。気鋭作家・さとうかよさん、デザイナー寺山紀彦さんが立ち上げたstudio noteなど8組の作家による計100点の作品を展示・販売している。入場無料。11月8日まで。

 店長の溝口岳さんは「今後も、当館とテナント、消費者の3つの関係の中で、楽しさや懐かしさ、驚き、進化などのストーリーを共有できるファッションを提供していきたい」と話す。

 営業時間は10時~21時(レストランは11時~23時30分、金曜・土曜・祝前日=24時まで)。

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