写美で「世界報道写真展」-10部門・約200点を展示

アフリカ・ニジェールの母子を写したフィンバー・オライリーさん(カナダ・ロイター通信)の作品

アフリカ・ニジェールの母子を写したフィンバー・オライリーさん(カナダ・ロイター通信)の作品

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 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス、TEL 03-3280-0099)では6月17日より「世界報道写真展2006」が開催される。会場は2階展示室。

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 世界報道写真財団(本部=オランダ)が開催の前年1年間に撮影された報道写真を対象に行うコンテストの入賞作品を集めた同展は今年で49回目を迎える世界的な写真展。今年は過去最高となる122カ国・地域から4,448人の応募があり、作品数は約8万3,000点を数えた。写真展は4月24日、アムステルダムでの開催を皮切りにドイツやギリシャ、ベルギー、イタリアなどすでに20カ国以上を巡回している。

 作品は、事件・事故・紛争・スポーツなど10部門のうち、各部門で短写真、組写真の上位3作品を選出する形で選ばれた約200点。大賞は西アフリカ・ニジェール南部のタウアにある臨時食料配給所での母子の様子を写したフィンバー・オライリーさん(カナダ)の作品。そのほか、会場には中東の自爆テロや昨年米ニューオーリンズを襲ったハリケーン被害の様子、蔓延する飢餓や病気で苦しむアフリカの人々を写した報道写真が並ぶ。同展は今年12月、スペインで展示を終える。料金は一般=700円、学生=600円ほか。7月30日まで。©Finbarr O’reilly

東京都写真美術館

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