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年末年始の明治神宮前駅で「メガホンヤク」導入 4カ国語で運行状況など案内

駅構内での使用イメージ

駅構内での使用イメージ

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 明治神宮前<原宿>駅で12月31日~来年1月3日、メガホン型多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」が導入される。

タッチパネルで流したい案内を選ぶ

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 東京メトロが近年増加傾向にある訪日外国人への案内の充実を図り導入するもので、大みそかや初詣で多くの利用が見込まれる同駅を選んだ。同様の理由で同日、浅草駅にも導入予定で、同社として5台を運用する。

 「メガホンヤク」は、案内したい内容を事前に端末に登録しておくことで、状況に応じて多言語音声で案内できるサービス。端末上部に付いたタッチパネルか音声照合機能で案内したい内容を選ぶと各言語で再生される。従来の拡声器の機能も備えているが、駅員が話した言葉を翻訳する機能はない。

 今回は約300種類の案内内容を登録。異常時(災害等発生時)の避難誘導や、大規模イベント会場などへの最寄り出入り口、遅延など列車の運行状況の案内などのサービスが提供する。

 対応言語は日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語で流す言語も選択できる。同社では、サインや車内ディスプレーなどで4カ国語表示を取り入れているが、音声案内は初めて。今後、定型文の追加登録や運用台数の拡大を検討している。

 同日程以降の利用駅などは未定。

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