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ユーロスペースで芸大大学院アニメ専攻生修了製作展-15作品上映

たまたま見つけた小さな劇場でねじまき式の人形の女の子に恋をするネズミの物語「ねじ巻き劇場とねずみ」©2013(臼井聡美/東京藝術大学)

たまたま見つけた小さな劇場でねじまき式の人形の女の子に恋をするネズミの物語「ねじ巻き劇場とねずみ」©2013(臼井聡美/東京藝術大学)

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 渋谷・円山町のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で現在、東京芸術大学大学院映像科アニメーション専攻第4期生の修了製作展「GEIDAI ANIMATION 04 SAIL」が開催されている。

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 映像研究科は2005年学部を持たない独立研究科として開設。同年映像専攻を、翌2006年にメディア映像専攻を、2008年にアニメーション専攻を、それぞれ設置した。同展では、「航海」を意味する「SAIL」をテーマに、第4期生が製作したアニメーション修了作品を上映。併せて、製作過程が分かる展示なども行う。

 上映作品は15作品。通りがかりのネズミが、たまたま見つけた小さな劇場でねじまき式の人形の女の子に恋をする物語「ねじ巻き劇場とねずみ」(臼井聡美さん)、ある一日をしりとりで表現した「わたくしりとり」(奥下和彦さん)、トンボの標本を通して描く2人の少年の物語「午後2時、温室にて」(河合ゆう美さん)ほか。併せて、今年度製作された1年次の作品14作品も紹介する。

 期間中、トークイベントも実施。3月21日には、ジャズミュージシャンなどで活動する菊地成孔さんと「スタディスト(勉強家)」・音楽家などで活動する岸野雄一さんを、翌22日には、「銀河鉄道999」などを手掛けるアニメーション監督りんたろうさんと修了生を、それぞれ招く。開催時間は各日22時30分~23時。

 上映時間は連日21時~23時10分。鑑賞料は900円。今月22日まで。

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