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南青山で映画「007」シリーズの衣装展-ボンドなどの衣装8着

12月に日本公開を控える最新作「スカイフォール」の撮影で着用された衣装も

12月に日本公開を控える最新作「スカイフォール」の撮影で着用された衣装も

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 南青山・骨董(こっとう)通り沿いの英国流アーケード・ショップ「ヴァルカナイズ・ロンドン青山店」(南青山5、TEL 03-5464-5255)で11月14日、スパイ映画「007」シリーズの衣装展「グローブ・トロッター『A Taste of 007 Style』」が始まった。

8着の衣装や小物などが並ぶ店内

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 シリーズ誕生50周年を迎え、シリーズ23作目となる「007 スカイフォール」(サム・メンデス監督)が12月1日に国内で公開される。これを前に同展では、映画内で実際に着用された衣装8着などを展示している。

 主役ジェームズ・ボンドの衣装は、初代を務めたショーン・コネリーさんが「サンダーオル作戦」(テレス・ヤング監督、1965年)で着用した、ブラウンシルクのラニングが施されたチョコレートブラウン色のテーラー「アンソニー・シンクレア」のウールスーツや、テーラーではなくピアース・ブロスナンさんに合わせたサイズ感にするためあえて舞台衣装の製作会社が作った海軍中佐の制服(「トゥモロー・ネバー・ダイ」、ロジャー・スポティスウッド監督、1997年)など。「ボンドガール」の衣装は「ボンドが本気で愛した女性」ヴェスパー・リンドを演じたエヴァ・グリーンさんが着用した「ベルサーチ」の黒いドレス(「カジノ・ロワイヤル」、マーティン・キャンベル監督、2006年)ほか。

 スカイフォールからは、チーフがアクションシーンでもずれないようスーツに縫いつけられているなど工夫が施されている、ボンドを演じるダニエル・クレイグさんが着用した「トム・フォード」のスーツ、M6(イギリス情報局秘密情報部)イヴを演じたナオミ・ハリスさんがカジノシーンで着用した「アマンダ・ウェイクリー」の黄色のドレスも並ぶ。

 今年同シリーズのオフィシャル・パートナーに選ばれた英トラベルケース・ブランド「グローブ・トロッター」からは同作に関連した商品を発売。同店でも、同映画内に登場するケースのレプリカモデルで、ボディーはアルミニウムを採用したほか、ライニングに「アルカンタラ・キルト」を配したシリアルナンバー入り「26インチスカイフォール・ケース」(58万8,000円、世界100台限定)などを販売している。

 営業時間は11時~20時。12月16日まで。映画はTOHOシネマズ日劇(千代田区)ほか全国ロードショー。

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