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恵比寿神社近くに「おおぜき中華そば店」-経験8年の店主が独立

ラーメン店で8年ほど働いている大関卓也さん(=写真)が独立開業

ラーメン店で8年ほど働いている大関卓也さん(=写真)が独立開業

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 恵比寿駅西口・恵比寿神社近くに10月4日、ラーメン店「おおぜき中華そば店」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-3780-3116)がオープンした。

黒を基調にした店舗外観

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 つけ麺店「づゅる麺 豚あじ 恵比寿神社前」(2011年9月~2012年9月)跡にオープンした同店。同店を手掛けていた企業が、本業が多忙になったことから飲食業から手を引くことになり、店長を任されていた大関卓也さんに独立の話が持ち掛けられた。ラーメン店で8年ほど働いている大関さんは以前から独立の意思を持っており、「温かいラーメンをやりたい」と店を引き受けた。

 店舗面積は10坪。席数はカウンターのみ10席。ファサードは黒を基調にしたほか、店内はこげ茶色を基調に「落ち着いた雰囲気」に仕上げた。

 「づゅる麺」のメニュー開発にも携わっていたという大関さんは、つけ麺以外のメニューもかねてから開発していた。同店のラーメンは化学調味料を使っていないのが特徴の一つ。甲州の美桜鶏と豚ガラ、香味野菜を煮だしたスープをベースにした「中華そば」をはじめ、3種類の煮干しを水出した後、「ゆっくり」熱を加えた煮干しの「うま味」を抽出した「にぼしそば」、鶏・豚ガラを強火で炊きあげ、白しょうゆを合わせた「白湯そば」(各750円)、鶏・豚を炊きあげ魚介を加えたスープにつけて食べる「つけそば」(800円)などを用意。

 麺は、中華そば・にぼしそば=「切刃22番」の細ストレート麺、白湯そば・つけそば=「切刃16番」の中太ちぢれ麺を、それぞれ使う。今後は季節などに応じ、期間限定メニューも提供していく予定。客単価は850円ほど。

 オープン後は、近隣企業などに勤める30~40代のビジネスマンを中心に来店。現在の男女比は9対1程度だという。「長くやっていきたいので、地域に根ざした店にしていきたい」と大関さん。

 営業時間は11時30分~22時。日曜定休。

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