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渋谷発ソーシャルスクールメディア「ザ・パブリック」、クリエーターが講義

会場となるソーシャルTV局「2.5D」

会場となるソーシャルTV局「2.5D」

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 渋谷パルコ・パート1 (渋谷区宇田川町)6 階のソーシャルTV 局「2.5D(ニーテンゴディー)」で10月14日、ソーシャルスクールメディア「THE PUBLIC(ザ・パブリック)」が始まる。

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 スペースシャワーネットワーク(港区)と同所を運営するアンサー(世田谷区)が共同で立ち上げた新プロジェクト。運営していたウェブマガジン「PUBLIC-IMAGE.ORG」でクリエーターによるトークショーやワークショップを実施してきたアンサーは、若いアーティストや音楽業界を志望するスタッフの「教育の必要性」を感じていたスペースシャワーネットワークと、「何か新しい教育の在り方」を模索していた。

 今回、「ニーテンゴディー」が移転するタイミングもあり、「『配信』と『現場』をつなぐプラットホーム」として同メディア・プロジェクトを立ち上げた。両社がこれまでの事業で培ってきた経験を資産に「『今』求められる知識と経験」を提供するという。

 同メディアは毎週日曜に講座を開き、音楽やアート、広告、ITなどの幅広いジャンルで活動するクリエーターを講師に招く。第1回には、アーティストのコーネリアス(小山田圭吾さん)や、映像作家の辻川幸一郎さん、編集者でクリエーティブプロデューサーの伊藤ガビンさんを講師に招く。スペースシャワーTVのイメージスポット映像「STATION ID」をピックアップしながら、映像クリエーティブの制作現場に焦点を当てた講義を実施する。開催時間は13時~15時。定員は40人。受講料は4,000円(ワンドリンク付き)。

 以降は、ウェブサービス企画・開発・運営を手掛けるハイパーインターネッツ(港区)の家入一真社長らによるビジネス論、クリエーティブチーム「PARTY」による広告クリエーティブの「最前線」を紹介する講座、クリエーティブ・プロデュース集団「ALTERNATIVE DESIGN++(オルタナティブデザイン)」がAR技術探求のために結成したユニット「AR三兄弟」による「最先端技術」のワークショップなどを予定する。

 講座の一部はYouTube Liveで生配信も行うが、「無料で学べるものが多い時代に、お金を払って現場に足を運び、同じ目的を持つ受講生と一緒に受講する。その体験に価値が生まれるのでは」と話すザ・パブリックのプロデューサー宮下亮さん。「日本が誇るクリエーティブ力をベースに、これからの未来を描く人たちのコミュニティーとしても機能してほしい」と期待を寄せる。今後は、オンライン上の映像コンテンツとして、アーカイブ配信やスマートTV向け番組などにも展開していく予定。

 講義スケジュールなどはホームページで確認できる。

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