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中目黒に「麺屋 轟」-負死鳥カラスさん・三宅智子さん監修のメニューも

「麺屋 轟」の外観

「麺屋 轟」の外観

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 中目黒・山手通り沿いに5月25日、ラーメン店「麺屋 轟(とどろき)」(目黒区中目黒3、TEL 03-3760-5091)がオープンした。経営はアンティム(新宿区)。

負死鳥カラスさんと三宅智子さん

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 赤坂に今年1月にオープンした「スタ麺 轟」(港区)の姉妹店となる同店。同所は、同社が手掛けるラーメン店「康竜」が10年間営業していた場所で、康竜が「コアなお客さまの来店が中心で、顧客囲い込みが難しかった」ことからリニューアルを決めた。「地域になじむ、おしゃれなカフェ」をモチーフにした店舗デザインを考えたという。

 店舗面積は14坪。席数はカウンターのみ12席を用意する。店舗はウッドを基調に仕上げた。「女性に好まれる店作り」を意識したほか、ベビーチェアを2脚備えるなど小さい子ども連れでも入りやすいよう工夫。席は従業員用の導線を挟み向かい合っているが、客同士の目線が気にならないように配慮した。

 麺は、老舗製麺所「浅草開化楼」(台東区)の、パン用強力粉「オーション」を使った極太麺(通称オー麺)を使う。スープはゲンコツを約20時間かけて炊き上げる。メニューは、赤坂店同様「浅草開化楼」営業担当でもあるフリープロレスラーで製麺師の負死鳥カラスさんがプロデュースした「つけめん」(800円、雑炊用ご飯無料)、ニンニクとショウガを利かせ、煮込んだ豚肉とタマネギを合わせたトッピングを載せる「スタ麺」(750円)など。無料でアブラ・ニンニク・野菜増量に対応するほか、カラメ(しょうゆダレ)は卓上に用意。料金は変わらず、麺の量をS(120グラム、デザート付き)、M(150グラム)、L(300グラム)から選ぶことができる。

 同店限定メニューとして、ラーメン好きの女性が集まった「麺恋女子部」のメンバーで「大食いビーナス」三宅智子さんがプロデュースした「爆盛りつけ麺バイキング」をラインアップ。空揚げ・チャーハン・ギョーザからサイドメニュー1品、青ネギ、辛みそ、ホウレンソウ、粉チーズ、魚粉など10種からトッピング5種を、それぞれ選ぶことができる。つけ汁はブレンドみそとカレーの2種を用意する。価格は、M(300グラム、デザート付き)=1,000円、L(600グラム)=1,100円、ML(1,000グラム)=1,200円。「自分でオリジナルの味を作ることができるので、楽しみながら最後まで味わっていただけたら」と三宅さん。

 「赤坂オープンから4カ月、スープも完成してきているので自信を持って提供できる」と不死鳥カラスさん。「限定メニューや、麺の量が選べるようになっているのは新しい試み。女性向けのメニューもあるので、(客層が)広がってくれれば」と話す。「見た目はおしゃれだが、麺には魂を込めている」とも。

 同地域を「ラーメン業界では激戦区」と話す同社取締役補佐の太田諭さんは「地域に愛されるラーメン店を目指す。小さいお子さまがいても入れて、女性のお客さまに支持をいただける店にしたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~23時。

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