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アトレ恵比寿に「神座」が新業態1号店-ギョーザ店とラーメン店の複合店

「KAMUKURA DINING」のイメージ。左手がギョーザ店「ギョウザキッチン」、右手がラーメンレストラン「どうとんぼり神座」

「KAMUKURA DINING」のイメージ。左手がギョーザ店「ギョウザキッチン」、右手がラーメンレストラン「どうとんぼり神座」

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 アトレ恵比寿(渋谷区恵比寿南1)2階に4月11日、ギョーザ専門店とラーメンレストランから成る複合店「KAMUKURA DINING」(TEL 03-6450-3748)がオープンする。経営は理想実業(本社=奈良県北葛城郡)。

ラーメンスープに浸した「スープギョーザ」

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 関西を中心にラーメンレストラン「どうとんぼり神座(かむくら)を展開する同社の新業態となる同店。同ブランドと、新ブランドとなるギョーザ専門店「ギョウザキッチン」の2店舗で構成する。「女性が毎日一人でも気軽にギョーザを楽しめる店」をコンセプトに、ターゲットは「ファッション感度の高い」20~30代の女性に据える。

 場所は駅東口、スターバックスコーヒー隣。店舗面積は約188平方メートル。席数は、ギョウザキッチン=テーブル席やカウンターなど29席、どうとんぼり神座=カウンター40席。木やステンレス、ガラスなどの素材を生かした「ぬくもりのある空間」に仕上げる。

 ギョーザに使う素材は全て国産。餡(あん)に使う豚肉はブロックで仕入れ、本社近くのセントラルキッチンでミンチにして毎日配送する。「無臭ニンニク」を使い、ニンニク控えめの「クイーンギョーザ」と、ニンニク「たっぷり」の「キングギョーザ」から選べる。

 メニューは、どうとんぼり神座で提供するラーメンに使うスープにギョーザを浸す「スープギョーザ」(380円)を主力に、レタスで包んだギョーザをサルサソースやタルタルソースなど6種のソースを付けて食べる「サラダラップセット」(280円、注文は2人前~)などを提供。ランチの時間帯にはセットメニュー(800円~)もそろえる。テークアウトも可能で、「冷凍生ギョーザ」「生ギョーザ」「焼きギョーザ」(いずれも25個500円)も用意する。

 どうとんぼり神座では「おいしいラーメン」(650円)などを提供。客単価は、ギョウザキッチン=1,800円、どうとんぼり神座=800円を見込む。

 「女性に気軽にギョーザを新しい感覚で食べてもらう機会を提供したかった」と同社最高執行責任者(COO)の布施真之介さん。「東京でのブランディング戦略拠点にするフラッグシップストアとして位置付ける」ため、2ブランド一体型の新業態を立ち上げたという。

 営業時間は8時~翌1時(オープン当日は10時~)。初年度月商目標は3,500万円。今後銀座や表参道、丸の内などの都心部を中心に10店ほどの大型店を開き、2030年までに全国600店舗、1,200億円の売り上げを目指す。

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