根津美術館で「虎屋のお雛様」展-おひなさま・ひな道具300点

ひな段飾り(虎屋蔵)。写真は実際の展示方法とは異なる

ひな段飾り(虎屋蔵)。写真は実際の展示方法とは異なる

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 南青山の美術館「根津美術館」(港区南青山6、TEL 03-3400-2536)で現在、特別展「虎屋のお雛様(ひなさま)」が開催されている。

人間国宝・二代平田郷陽の市松人形

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 和菓子の老舗・虎屋に伝わるひな人形や「極小」ひな道具を展示する同展。おひなさまとひな道具は、14代当主・黒川光景が娘のために調えたもの。京都の老舗人形店「丸平大木人形店」で調えられた「典型的」な京びなや、江戸時代、池之端にあったひな道具店「七澤屋」製のもので、細部にまでボタン唐草文の蒔絵(まきえ)が施されたひな道具などのほか、人形界で初めて人間国宝となった二代平田郷陽作の市松人形や、銀製ひな道具など約300点を展示。これらは2006年の同館での展示以来6年ぶりの展示となる。

 期間中、ミュージアムショップでは、おひなさまの「あでやか」な装束を五色の色合わせで表した「季節のようかん中形 ひな衣」(1,953円)、桜と橘をあしらった道明寺かんを折箱に収めた「ひな折」(2,520円)、桜餅(389円)など、とらやの菓子を販売する。

 開館時間は10時~17時(入館は閉館30分前まで)。入館料は、一般=1,200円、学生=1,000円ほか。月曜休館。4月8日まで。

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