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原宿に「ストリーマー・コーヒー・カンパニー」2号店-「男っぽさ」「武骨さ」演出

コンクリートの壁面や鉄骨、木材を基調にした店内。写真はバリスタ歴9年の加藤健宏さん

コンクリートの壁面や鉄骨、木材を基調にした店内。写真はバリスタ歴9年の加藤健宏さん

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 原宿に10月、テークアウト専門コーヒーショップ「STREAMER COFFEE COMPANY(ストリーマー コーヒー カンパニー)Harajuku」(渋谷区神宮前3、TEL 03-5772-6633)がオープンした。

コンテナを積み上げたような店舗外観

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 昨年10月、「フリーポアラテアート」世界チャンピオンの澤田洋史さんが渋谷・みやしたこうえん近くに開いたコーヒーショップの2号店となる同店。かねてより多店舗展開を視野に入れており、渋谷店のエリアと「似ている」、ファッションやデザイン関係に従事する「感度の高い人が多い」同エリアへの出店を決めた。「歩き飲み」が多い西海岸スタイルを体現したいとテークアウト専門にしたほか、店づくり、来店客自身がドリンクのふたを閉めるスタイルなど、テーマである「西海岸」を感じられるように工夫する。

 駐車場として使われていた同所に、黒のコンテナを積み上げたような3階建ての店舗を建てた。1階に位置する同店の店舗面積は約10平方メートル。店内はコンクリートの壁面や鉄骨、木材を基調に「男っぽさ」「武骨さ」を演出。同内には「濃縮したラテのコクが出せるよう」カスタマイズしたエスプレッソマシンを置く。店頭にはベンチも用意した。

 コーヒーには渋谷店同様オリジナルブレンドの豆を使う。メニューは、ラテ(8オンス=400円、12オンス=450円)、モカ シュプリーム、キャラメル・マッドスライド(以上450円)、チャイティーラテ、ココア (以上370円)などで、季節限定のメニューも用意する。客単価は約500円。

 オープンから2カ月。来店客は20代後半~年配客と幅広く、近隣で働く人が中心のためリピーターも多いという。「(近隣に)コーヒーショップが少なく、できてうれしいという言葉を多く頂く」と話すのは、カナダなどで働いていた経験を持つバリスタ歴9年の加藤健宏さん。「バリスタとの距離感も近くアットホーム。ラテアートも見られるので、気軽に立ち寄り一息ついていただければ」と話す。

 2階・3階には現在、1号店2階に事務所がある縁もあり、イタリアのアパレルブランド「アルマーニ エクスチェンジ」のコンセプトストアが期間限定オープンしている。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は12時~)。12月29日~1月3日は休み(4日は12時~)。

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