UK人気グラフィックデザイナー22組を紹介する企画展、渋谷パルコで開催

ボックス型ブースの表面には、UKデザイナーの名前と作品を年代順にコラージュ形式で掲示

ボックス型ブースの表面には、UKデザイナーの名前と作品を年代順にコラージュ形式で掲示

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 「音楽」をテーマにイギリスの人気グラフィックデザイナー22組を紹介する企画展「UK? OK!!」が現在、渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)のギャラリー「パルコファクトリー」(TEL 03-3477-5873)で開催されている。

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 レコード・CD文化の衰退を受け、1980年代から現在までの英グラフィックデザインシーンを「音楽産業」を切り口に統括する同展。大家から気鋭作家まで22組のデザイナーを、過去の著名作品や新作グラフィック、スタジオ写真やインタビュー映像などを通して紹介する。

 参加するのは、音楽レーベル「Fetish Record(フェティッシュ・レコード)」のスリーブデザインなどで注目を浴びたNeville Brody(ネヴィル・ブロディ)さん、「Underworld(アンダーワールド)」のメンバーらが在籍し作品のアートワークも手がけるデザイン集団「Tomato(トマト)」、「Coldplay(コールドプレイ)」のアルバム「X&Y」で広く知られるデザインチーム「Tappin Gofton(タッピン・ゴフトン)」など。

 会場では、ボックスタイプの特設ブースをデザイナー2組ごとに用意。来場者がボックスに入ることで、「閉鎖空間」で展開する音・映像・グラフィックから各クリエーターのデザイン活動を総合的に紹介していく。会場デザインは気鋭建築家の谷尻誠さんが担当した。

 28日~30日には、TomatoのSimon Taylor(サイモン・テイラー)さんによる特別プログラムとして、会場の音響構成を「Tomatoバージョン」で展開するサウンド・インスタレーションも開催する。物販ブースでは「BEAMS T」とのコラボレーションにより、参加デザイナーの新作をプリントしたTシャツやトートバッグも販売する。

  営業時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=400円、学生=300円、小学生以下無料。今月30日まで。

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