「SHIPS」渋谷旗艦店が大幅リニューアル-旅がテーマの新ラインも

リニューアルオープンした「SHIPS渋谷店」外観

リニューアルオープンした「SHIPS渋谷店」外観

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 セレクトショップを展開するシップス(中央区)は3月20日、渋谷の「MUSEUM for SHIPS」を大幅リニューアルし「SHIPS渋谷店」(渋谷区神南1、TEL 03-3496-0481)としてオープンした。

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 1975(昭和50)年に創立した同社。1977(昭和52)年に1号店となる「SHIPS銀座店」をオープン。1986(昭和61)年10月、「タワーレコード渋谷店」近くに新コンセプトの大型店舗として「ミュージアムフォーシップス渋谷店」をオープンし、2001年9月に現在の場所に移転した。今回、移転以来初の大規模リニューアルで、同店は1月12日から改装に伴い休業していた。

 店長の野村拓郎さんは「この地に移動してから数年がたち、状況の変化や環境の変化に合わせ、シップスのフラッグシップショップとしてリニューアルした」と話す。

 店舗面積は地下1階~4階を合わせて約1,000平方メートル。地下1階では以前と変わらず、カジュアルラインを扱う「SHIPS JET BLUE(シップスジェットブルー)」を展開。1階には、「シップスジェットブルー」のレディスライン「Khaju(カージュ)」と、旅に関する商品を扱う「SHIPS LINER(シップスライナー)」を新たにそろえる。2階=ウィメンズ、3階=メンズ・カジュアルを展開するほか、1年前までダイニングレストラン「recue」として利用していた4階ではメンズ・ドレスを扱う。

 シップスライナーは今期スタートした新しいライン。同店の新装開店と同時に、メンズ=6割、レディス=4割の商品構成で、「バッグを中心とした旅にかかわる商品」をそろえる。取扱ブランドは、英ブランド「グローブ・トロッター」や米ブランド「ザ・ノース・フェイス」、独ブランド「リモワ」など。商品例は、グローブ・トロッター別注スーツケース(12万6,000円)ほか。

 オープン記念を記念して、オランダ発デニムブランドの「デンハム」や米ビジネスシューズブランド「オールデン」などの同店限定商品、英シューズブランド「クロケット&ジョーンズ」などに別注した商品などを扱う。

 野村さんは「2カ月以上クローズしていたので、多くのお客さまより期待の声をいただいている」とし、「これまで、『ミュージアムフォーシップス渋谷店』『ジェットブルー渋谷店』と同じ館に2つの屋号がある店から『シップス渋谷店』に変わった。すべてのフロアがつながっており、どんな年齢層のお客さまにも楽しんでいただけるような一体感のある店作りをしていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は11時~21時。

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