「東京デザイナーズウィーク」開幕-GREENテーマに最新プロダクトが集結

「東京デザイナーズウィーク2009」が開幕。今年で9年目を迎える100%
Professionalではデザイン業界の最高峰で活躍するデザイナーらのプロダクトを一堂に展示。

「東京デザイナーズウィーク2009」が開幕。今年で9年目を迎える100% Professionalではデザイン業界の最高峰で活躍するデザイナーらのプロダクトを一堂に展示。

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 国内最大級の複合デザインイベント「東京デザイナーズウィーク2009」が10月30日、明治神宮外苑を中央会場に開幕した。主催はNPO法人デザインアソシエーション。

デザインブーム・マーケット

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 晴天に恵まれた初日の会場には、開催から5年目を迎える国際見本市「100% Design Tokyo」による巨大テントがお目見え。広場には、国内外から33校が参加する「学生作品展」、古コンテナに空間インスタレーションを施した「コンテナ展」が出そろい、集団で訪れた学生や多くのデザイン関係者らでにぎわった。

 大きく掲出したイベントロゴの一部には緑色を使用し、今回のテーマ「LOVE GREEN」をアピール。テント内でも「卓球のボールでできたいす」(Cube Exhibition)や「ストローを使ったランプシェード」(Cube Exhibition)などの廃材の新たな活用法を提案する作品、「天然繊維で作られ、100%分解されるいす」(100%Design)や「室内で野菜の栽培が可能なポール型プランター」などの自然の仕組みを取り込んだ作品など、テーマを連想させるプロダクトが目立つ。

 テント内にはサンドイッチ・チェーン「サブウェイ」による植物工場を併設した近未来型飲食店「100% Cafe」や、バンタンデザイン研究所によるビニールハウスのような内装デザインが特徴のアグリカルチャー・デザイン・バー「100% Bar」なども登場し、にぎわいをみせている。

 そのほか、世界の気鋭デザイナー48人が自身で作品を展示販売する「デザインブーム・マーケット」、新しいコンセプトの家電シリーズなどを紹介する「パナソニック」ブース、ホウレンソウ畑をモチーフにした農業がテーマの「富士通」ブースなど、大小さまざまなフィールドで展開する最新のプロダクトデザインが一堂に集まる。

 屋外では「コンテナ展」を開催。多くの応募の中から選ばれた海外7組、国内8組による独創的な15のコンテナを展開するほか、J-WAVEプロデュースの屋外カフェとサテライトスタジオも登場。期間中、公開生放送や公開収録を行う。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。「100% Design Tokyo」は10月30日・11月2日の17時までがビジネスタイム(同時間帯の一般入場は不可)。入場料(メーン会場、一般)は2,000円。11月3日まで。

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