「東京デザイナーズウィーク」開幕迫る-国内外から最新デザイン一堂に

7万人以上を動員した「東京デザイナーズウィーク2008」会場風景

7万人以上を動員した「東京デザイナーズウィーク2008」会場風景

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 国内外から1,000を超える企業・学校・大使館・デザイナー・ショップなどが参加して、最新のデザインを紹介する大型イベント「東京デザイナーズウィーク2009」が10月30日から、明治神宮外苑を中心に青山エリア一帯で始まる。

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 NPO法人デザインアソシエーション(港区南青山1)が主催し、今年で24年目を迎える同イベント。昨年は7万6,499人の動員を記録した。「LOVE(モノを愛す、ひとを愛す、地球を愛す)」を継続的なテーマとしながら、今年は新たに「GREEN」と称して「環境に対してデザインができること」を課題にイベントに取り組む。

 外苑前に特設するメーン会場では、世界の注目を集める国際見本市として最新のインタリアプロダクトが集う「100% Design Tokyo」、公募を勝ち抜いた国内外のデザイナー、アーティストらが貨物用コンテナを再利用して多様な空間デザインを披露する「コンテナ展」、国内外の学生がフレッシュなアイデア作品を出品する「学生作品展」を展開。加えて青山を中心にした周辺エリアでは約100のショップ、カフェ、ギャラリーなどが連動し、オリジナルの企画展示や新作発表、イベントなどを開催する。

 「100% Design Tokyo」は、現代的なインテリアプロダクトのデザイン国際見本市。家具、照明、建材やマテリアルなどの商品のメーカーやデザイナーが最新のプロダクトを出展し、国内外のバイヤーや小売業者、感度の高い一般消費者らの来場にアピールする。同見本市5周年を記念した今回は、デザイン業界で活躍するデザイナー・バイヤー・メディアを審査員に、部門賞3作品、総合的な最優秀賞1作品を授与するアワードシステムを新規導入。審査は初日に行い、結果は同日夜に発表する。若手デザイナーのための公募エキシビション「特別企画展:CUBE」も開設。芝生や草、土を活用した展示台(キューブ)にインテリア製品が並ぶ。

 多様な空間デザインを施したコンテナが集まる「コンテナ展」には、今年は日本から10台、海外から5台の貨物コンテナが並ぶ。参加するのはスポーツメーカー大手「プーマ」、デザイナーの石山篤さん、多摩美術大学など。昨年に引き続き、UK発の人気デザインサイト「Dezeen」と協業し、各国のクリエーターから参加を募ったアートコンテナも登場する。

 9年目を迎える学生作品展では、京都精華大学や早稲田大学など33校39グループの国内外の学校が参加し約500作品を出展。フレッシュな発想の作品で未来のデザイナーを目指す。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。「100% Design Tokyo」は10月30日・11月2日の17時までがビジネスタイム(同時間帯の一般入場は不可)。入場料(メーン会場、一般)は2,000円。11月3日まで。

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