恵比寿にバル「オトダマ・バル」-逗子「音霊」隣の限定店が常設店

恵比寿駅近くの地下にオープンした「オトダマ・バル」。「湘南の魚と野菜」を中心としたメニューを提供する

恵比寿駅近くの地下にオープンした「オトダマ・バル」。「湘南の魚と野菜」を中心としたメニューを提供する

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 恵比寿に10月10日、スペインバル「OTODAMA BAR(オトダマ・バル)」(渋谷区恵比寿南3、TEL 03-3719-1010)がオープンした。経営はTABERU(同)。

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 今年6月~8月、キマグレンの2人が経営する期間限定ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」(神奈川県逗子市)の隣に期間限定で出店していた同店。店長の中谷慶太郎さんが以前恵比寿に飲食店を出していたことや、「恵比寿は(友人同士などで)時間を共有する場所として適している」(中谷さん)と同所への出店を決めた。

 店舗面積は約20坪で、地下1階に位置する同店。「地下という閉鎖的な空間の解消」「地上とは異なる空間の演出」を図るため、壁面を白や水色にペイント。客席は32席(テーブル=16席、カウンター=6席、スタンディング=10人程度)を設けた。

 「スペインバル」をコンセプトに、「地元湘南の魚と野菜」を中心としたメニューを提供する同店。ランチでは、「サンマのプランチャ」(1,000円)や「地鶏の唐揚げ スパイシートマトソース」(950円)、「たっぷり湘南野菜のトマトスープ」(880円)を週替わりで提供。ディナーは「本日の湘南鮮魚カルパッチョ」(880円)や「三浦のマッシュルームと湘南野菜畑ソテー」(880円)、「イベリコ豚のシークレットステーキ」(2,400円)など。エストレージャ・ガリシア(700円)などのスペインビール、グラスワイン(赤・白各500円~900円)などのアルコール類も用意する。

 近隣企業に勤める30代のサラリーマンやOLをターゲットに据え、客単価はランチ=1,000円、ディナー=2,000~3,000円を見込む。

 中谷さんは「バルは国民の生活の場所。当店も気取らず集まれるような、誰にでも気軽に来ていただける店になれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。日曜定休(月曜祝日の場合は月曜)。

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