「1969年の東京」を再現-渋谷パルコで複合企画展、レコードライブも

池袋PARCOがオープンした1969年の企画展「TOKYO 1969」(写真=ポスターイメージ)

池袋PARCOがオープンした1969年の企画展「TOKYO 1969」(写真=ポスターイメージ)

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 映像や展示などを通じ、「1969年」の東京カルチャーシーンを振り返る複合企画展「TOKYO(トーキョー)1969」が5月29日、渋谷「パルコファクトリー」(渋谷パルコパート1・6階、TEL 03-3477-5873)で始まる。

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 1969年は、パルコが池袋に1号店を開業した年。アメリカでは40万人の観衆を集めた伝説的野外ライブ「ウッドストック・フェスティバル」が開催され、日本でも若者を中心にサブカルチャームーブメントが全盛期を迎えた年として知られる。

 パルコ40周年を記念した同展の企画は、1960年代後半から活躍し、メディアミックスの草分け的存在として知られるプロデューサー、立川直樹さんが手掛ける。会場では、当時のレコードやイベントポスター、広告、森山大道さん撮影の写真などを一堂に展示し、当時の「気分」を再現。ウッドストックのライブ映像も上映するほか、当時の体験を振り返るトークイベントや懐かしい音楽を流すレコードコンサートなども開催する。

 「閉塞(へいそく)感の極まる現在だからこそ、熱かったあの時代を振り返り、世の中へエネルギーを送りたい」と立川さん。来月には、同名の新刊「TOKYO 1969」(日本経済出版社刊)を出版する。

 期間中は、ゲストと立川さんが参加するトークイベントを開催。フォークグループ「ガロ」(1976年解散)の元ボーカル大野真澄さん(5月30日16時~)や、作曲家・近田春夫さん(6月6日16時~)、立川さんとの共著「シャングリラの予言」(講談社刊、1995年)でも知られるエディター森永博志さん(6月13日16時~)らが登壇する。レコードコンサートには、西麻布のロックバー「PB(ピービー)」のオーナー福田泰彦さん(6月14日14時~)らが参加。

 営業時間は10時~21時(入場は閉場の30分前まで、最終日は18時まで)。入場料は、大人=300円、学生=200円、小学生未満無料。6月15日まで。

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