トゥモローランド、南青山に新業態セレクト-「アートとの融合」前面に

アーティストが手掛けた什器や内装が特徴的な店内の様子(写真=2階)

アーティストが手掛けた什器や内装が特徴的な店内の様子(写真=2階)

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 トゥモローランド(渋谷区恵比寿西1)は3月28日、南青山に新業態セレクトショップ「LAND OF TOMORROW(ランド・オブ・トゥモロー)」(港区南青山5、TEL 03-5766-7462)をオープンした。

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 昨年会社設立30周年を迎えた同社が「ゼロスタート」をキーワードに挑む新型セレクトショップ。海外気鋭アーティストによる作品を内装や什器に起用するなど「アートとの融合」を前面に打ち出した店内では、日本初展開ブランドや1点もののビンテージなどを含むメンズ、ウィメンズのアイテムを展開。新たな取り組みを随所に取り入れ、「進化型」の店舗を目指す。

 場所は、南青山・みゆき通りを入った「アンダーカバー」直営店の並び。店舗面積は3フロア計約120坪で、地下1階はメンズ、1階は雑貨とメンズ・ウィメンズウエア、3階はウィメンズ商品をそれぞれ取り扱う。

 店内の「作品」の中でも、「アクアとジャングル」をテーマに幻想的な手すりを手掛けたのは、仏アーティストのリサ・ヴァンノーさん。作品は19~20世紀にかけて活躍した画家アンリ・ルソーの絵に着想を得たもの。

 パリ郊外のアトリエを拠点に活動するマリー・クリストフさんは、「ネイチャー」をテーマに自身の代表作でもあるワイヤーアートを動物や魚などに見立てた什器用のオブジェを制作。今後パリのシューズデザイナーと同店との「トリプルコラボ」商品も展開する予定。

 商品は、ベルギーやロンドンなど欧州デザイナーズを中心に国内外から「カジュアル」「エレガント」なアパレル、雑貨をセレクト。ベルギーの人気ブランド「ジャンポールノット」は、ウィメンズ商品に加え、同店名義のオリジナルTシャツ(メンズ・レディス)もデザイン。メンズは国内初展開のロンドン発「トムセン」をはじめ、ストリート寄りのポップなアイテムも豊富に取りそろえる。

 オリジナル企画で、既成商品にデザイナーやアーティストらによるペイントや手刺繍をあしらった商品や、アンティークのサングラスコレクション、海外のコレクターがセレクトしたビンテージ雑貨など1点ものにもこだわった。

 営業時間は11時~20時。

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