南青山にウイスキーのアンテナショップ-サントリー、新たな飲み方提案

天井の太いはりに流木で作ったシャンデリアをつるした「バル」の様子

天井の太いはりに流木で作ったシャンデリアをつるした「バル」の様子

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 サントリーは12月3日、南青山にウイスキーをPRするためのアンテナショップ「Splitz' Aoyama(スプリッツ アオヤマ)」(港区南青山5、TEL 03-6419-1899)をオープンした。場所は、青山学院大学近くのビルの地下1階。

カウンターを設ける「バーラウンジ」の様子

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 同店では、9%前後あるハイボールのアルコール度数を約5%に抑えた新たなウイスキーの飲み方「Splitz(スプリッツ)」を提案する。店舗は、外食事業などを手掛けるサントリーの子会社、ミュープランニング&オペレーターズ(港区)と共同で開発。「女性が肩の力を抜いてアルコールを飲める店」をコンセプトに、女性を中心としたチームが店舗開発に取り組んだ。30代のOLをメーンターゲットに据える。

 店舗面積は約42坪。席数はバル=51席、バーラウンジ=22席。「山小屋ラグジュアリー」をコンセプトとする店内は、気軽にウイスキーを楽しむための「バル」と、落ち着いた雰囲気の「バーラウンジ」で構成される。コンセプトの異なる2つのスペースを設けることで、好みのエリアでアルコールを楽しめるように工夫した。バルの内装は、天井に太いはりを用い、流木を組み合わせて作ったシャンデリアや鹿角を使用したランプなどを飾る。バーラウンジでは、カウンターに一枚板を使用するなど、バルと同様に木材を多用する。

 メニューは、「いつでも食べたくなる定番」をキーワードに、ウイスキーとの相性を考えた約90種類(バル=約50種類、バーラウンジ=40種類)を提供。アイルランドなどで見られるパン「ソーダブレット」(300円)やフランスの郷土料理「ポークとナッツのリエット」(350円)、野菜の煮込み料理「ラタトゥイユ 南仏風野菜の煮込み」(600円)などの一品料理を多く取りそろえる。

 アルコールは、ソーダで割った「Dry Splitz」(380円)やトニックウオーターで割った「Mild Splitz」(380円)などを、主に「角瓶」で提供する。また、サントリーが展開するウイスキー「山崎12年」(1,000円)や「響17年」(1,200円)などウイスキー約60種類をそろえるほか、ビール(580円)などのスタンダードな飲み物もそろえる。客単価は、バル=2,900円、バーラウンジ=3,500円を見込む。

 営業時間は18時~翌2時(日曜・祝日は17時~23時)。

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