ドイツ人新鋭アーティストが日本初個展-「B級ホラー」に着想

B級ホラーにインスピレーションを受けた作品で「現実と想像の間に自分の居場所を作った」とマニグさん©Martin Mannig

B級ホラーにインスピレーションを受けた作品で「現実と想像の間に自分の居場所を作った」とマニグさん©Martin Mannig

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 渋谷のコンテンポラリーアート・ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND(ナンヅカアンダーグラウンド)」(渋谷区渋谷2、TEL 03-3400-0075)は10月18日より、ドイツ人若手ペインター、マーティン・マニグさんの個展「Mitternachtsbilder (ミッドナイト・ムービー)」を開催する。

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 1974年ドイツ・フライブルグ生まれのマニグさんは、ドレスデン美術大学を卒業後、同大教授で著名アーティストのラルフ・ケルバッハさんのもとで修士号を取得。ドイツの伝統的な風刺物語や現代のサブカルチャーなど、時代や分野を超え幅広い要素からイメージソースを得て描くペインティングは、一見ウィットに富みながら、背景に人間の存在意義や歴史を感じさせる独自の視点を持ち合わせる。

 日本初の個展となる同展では、得意とするドイツ伝統のファンタジー風の世界観に加え、深夜のテレビやオールナイトシネマで上映されるような「B級ホラー」に着想を得た新作シリーズを公開する。B級ホラー作品にみる日常世界の対極にある「仮想世界」のイメージをもとに、現実と想像の間で自身の作品を表現した。

 同17日のオープニングでは、ホラーと今月末に迫ったハロウィーンにちなみ、ドラァグクイーン、ヴィヴィアン佐藤さんがディレクションする仮装パーティーを開催。22時30分からは、恵比寿「NADiff」ビル5階のカフェ「Magic Room??」(TEL 03-6408-9255)で映画映画「ゾンビ・ストリッパーズ」とのコラボイベントも。

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