スイス人・気鋭振付家が初来日-青山でコンテンポラリーダンス

©Dorothee Thebert(最新作「Text to Speech」より)

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 スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)は7月25日・26日、スイス人振付家で、世界のコンテンポラリーダンス界をけん引するダンサーの1人、ジル・ジョバンさんの日本初ツアー公演「Text to Speech(テキスト トゥ スピーチ)」を同館3階「スパイラルホール」で開催する。

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 ジョバンさんは、1964年スイス・ジュネーブ生まれ。「自分」と「他人」など相対するものを題材にした舞台「A+B=X」(1994年)で9カ国16都市を巡回、2001年にはコンテンポラリーダンス最高峰とされる舞台「パリ市立劇場」でダンス公演に成功。地元ジュネーブの国立バレエ団の振り付けも手掛け、これまでに発表してきた11のダンス公演でいずれも高い評価を得ている。

 初来日となる今回のツアーは、山口(21日に終了)、スパイラルの2カ所で公演。今年3月にパリ市立劇場の客席を埋め尽くした最新作を上演する。ステージでは、テーブルでパソコンに向かう男女6人がさまざまな「メディア」に囲まれながら生活する様子を独特な演出で表現。紛争を取り上げた架空ニュースが流れる中、ニュース音声に合わせコンテンポラリーダンスを披露する。「メディア」や「紛争」などのテーマに沿い、「真実」を観客に問いかけるという。入場料は、前売り=4,000円、当日=4,300円。

 開演時間は19時30分~(26日は14時~)。

スパイラルスイス人振付家の最新ダンス、日本初公演-山口情報芸術センター(山口経済新聞)

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