日米合作・時代劇アニメ「アフロサムライ」公開へ-原画展も

©2006 TAKASHI OKAZAKI,GONZO/SAMURAI PROJECT

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 米人気俳優サミュエル・L・ジャクソンさんによる製作総指揮、声の出演で話題を集める日本発・時代劇アクション映画「アフロサムライ」(配給=トルネード・フィルム)が10月27日より、渋谷「シネマライズ」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3464-0051)ほかでロードショー公開される。

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 「アフロサムライ」は、日本人アーティスト岡崎能士さんが限定出版した自主清作マンガが原作。父親を殺された黒人の侍が仇討ちの旅をする物語で、時代劇を軸に黒人のソウルカルチャーが融合した独特の世界観が特徴。アニメ化に際し「GANTZ」などのSFアニメーション作品で知られるアーティスト集団「GONZO(ゴンゾ)」が制作を手がけ、今年1月には米国の大手ケーブルテレビ局でアニメシリーズを放映。映画化で本格的な「凱旋帰国」を果たす。

 同作では、サミュエル・L・ジャクソンさんが主人公の声を担当。ジャクソンさんは同作に「惚れ込み」、自らプロデュースも手がけている。声の出演はほかに、映画「ベルボーイ」などのロン・パールマンさん、「X‐MEN2」などのロン・パールマンさんほか。監督は、映画化もされた人気SFシリーズ「攻殻機動隊」の作画監督、木崎文智さん。

 公開に先立ち、青山のギャラリー「GoFa」(神宮前5、TEL 03-3797-4417)では同20日より、原作者・岡崎能士さんによるイラスト作品や下絵などを公開する展覧会を開催。会場ではアートグラフや複製版画、オリジナルグッズなどの販売も行う。入場料は500円(カフェチケット代含む)。11月4日まで。

 シネマライズでの公開初日(同27日)には、岡崎能士さん、木崎文智監督が舞台挨拶を行うほか、同館と11月3日より上映が始まる「ライズエックス」(TEL 03-3464-8555)では公開後にイベントも予定している。

アフロサムライ(公式サイト)シネマライズギャラリー「GoFa」

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