渋谷の名画座で特集「子どもたちの時間」-名作など18本

「スタンド・バイ・ミー」(1986年、ロブ・ライナー監督) ©ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

「スタンド・バイ・ミー」(1986年、ロブ・ライナー監督) ©ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 「スタンド・バイ・ミー」(1986年、ロブ・ライナー監督)、「誰も知らない」(2004年、是枝裕和監督)など、劇中の「子ども」「子役」たちの魅力が光る国内外の映画を集めた特集上映が10月13日より、シネマヴェーラ渋谷(渋谷区宇田川町、TEL 03-3461-7703)で行われる。

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 渋谷唯一の「名画座」として知られる同館では会期中、「子どもたちの時間」と題し全18本の作品を紹介。青春映画やヒーローもの、個性派作品などで映画界を「輝かせてきた」子どもたちの姿を振り返る。主な上映作品は、ベン・E・キングの同名曲が懐かしい「スタンド・バイ・ミー」をはじめ、永瀬正敏さんも少年役として出演する「ションベンライダー」(1983年、相米慎二監督)、美人姉妹の思春期特有の危うさを描いたソフィア・コッポラ監督の名作「ヴァージン・スーサイズ」(1999年)など。

 友だちの宿題ノートを持ち帰ってしまった少年の話を丁寧に描いた「友だちのうちはどこ?」(1987年)は、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督の出世作。2000年代の作品では、母親に置き去りにされた長男役で当時14歳だった柳楽優弥さんがカンヌ映画祭史上最年少の男優賞を受賞した「誰も知らない」や、子ども全員が同じおかっぱ頭にされる町をコミカルに描いた「バーバー吉野」(2003年、荻上直子監督)などの邦画も登場する。

 上映は1回につき2本立て(入れ替え無し)で、料金は一般=1,400円、シニア・会員=1,000円ほか。11月2日まで。

シネマヴェーラ渋谷

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