宇川直宏さんの新作展-「地震」災害を立体作品などで表現

© Ukawa Naohiro  Courtesy of NANZUKA UNDERGROUND / Yamamoto Gendai

© Ukawa Naohiro  Courtesy of NANZUKA UNDERGROUND / Yamamoto Gendai

  • 0

  •  

 渋谷の地下ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」(渋谷2、TEL 03-3400-0075)で4月7日、現代美術家・宇川直宏さんの新作を集めた「UKAWA NAOHIRO -A Series of Interpreted Catharsis episode2- earthquake」の展示が始まる。

[広告]

 グラフィックデザイナー、映像作家、ライターなど多くの肩書きを持つ宇川さんは、日本のサブカルチャーをけん引するクリエーターの一人。宇川さん独自の自由な発想から生まれる作品は、現代社会の持つ問題に鋭く切り込むセンセーショナルな作品も少なくない。

 今回の展示は、地震などの自然災害が人間の心理に及ぼす影響について、宇川さんが進める研究の一環。京都大学防災研究所が主催する「日本自然災害会」の会員でもある宇川さんは、地震周波数などの詳細なデータに基づき、大地震が発生し揺れが収まるまでの様子を忠実に再現したハイビジョン映像と連続写真シリーズを制作。

 会場では「A Series of Interpreted Catharsis」と題し、これらの作品とともに日用品などが破壊された瞬間までを収めた立体作品を同時に展示する。4月6日にはテイトウワさんらをゲストDJに招きオープニングイベントを行う。入場料は2,500円。展覧会は入場無料、5月20日まで(月曜・火曜定休)。

NANZUKA UNDERGROUND

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース