渋谷駅東口エリアで複合アートイベント-巨大映像投影も

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5月3日より、渋谷駅東口・東急文化会館跡地周辺で、工事用の仮囲いやビルの壁面などを使い同時多発的にプレゼンテーションを行うアートイベント「クリーク(CREEK)」が開催される。イベントは、渋谷駅東口エリアの活性化と文化振興を目的に行われるもので、名称は「クリエイティブ・ウィーク」の略称だという。主催は、同エリアの地元地権者を中心としたまちづくり団体「渋谷イースト(渋谷駅東口街区まちづくり検討会)」。ビル壁面を使った映像企画「SKY-JACK EXHIBITION」(5月3日~7日、各日=20時~24時)では、渋谷東口ビルとシオノギビルの各壁面にプロジェクターで幅約10メートルの巨大映像を投影。アーティストの宇川直宏さんや中国出身の金大偉(キン・タジ)さんなどの作品をはじめ、青山学院大学と国土交通省の合作による映像作品が披露されるほか、文化会館跡地の工事用仮囲を「グラフィック・ウォール」に見立てるパネル展示企画「GROUND-JACK EXHIBITION」では、広告や音楽、ファッションなどで活躍するデザイン事務所「エンライトメント」やアートディレクター佐藤直樹さん率いるデザインユニット「アジール・デザイン」「アジール・クラック」、MTV、資生堂などの広告にも作品を提供しているNY在住のイラストレーター、アレクサンダー・ゲルマンさんら国内外の計10組のアーティストが、それぞれオリジナルのグラフィック作品を展示する。関連イベントに、「他社比社」所属のアーティスト、MUSTONE(マストワン)さんによる地下鉄銀座線の高架下・壁面を使ったライブペイント「SHIBUYA EAST ART-WALL」(5月1日~3日、各日=18時~24時)や、映像&音楽ライブ(5月4日、会場=SHIBUYA NUTS)、まちづくりシンポジウム(5月7日、会場=渋谷アイズビル)など。今回のイベントをプロデュースし、企画・キュレーションも手掛けている渋谷2の地下ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」のオーナー、NANZUKA(ナンヅカ)さんは「渋谷駅東口エリアは、西口エリアと青山を繋ぐ『架け橋』。街が一体となって文化と人々の流れを取り戻したい」と話している。イベントはすべて入場無料。(写真=渋谷駅東口エリア)
渋谷イースト「CREEK」

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