PSE法問題をテーマに企画展-渋谷の地下ギャラリーで

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渋谷の地下ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」(渋谷2、TEL 03-3400-0075)では3月24日より、中古電化製品を使ったアート作品を展示する企画展「電気用品安全法によって消え逝く危険性があったもの展」を開催する。企画は、2006年4月より本格施行される「電気用品安全法」(略称=PSE法)により、2001年以前に製造・販売された電化製品の多くが販売できなくなるという事態を受け、ビンテージ機器を扱う楽器店や中古電化製品を販売するショップなどから「事前告知が不十分」との指摘が出ていた問題で、同ギャラリーとメディアレイピストの宇川直宏さんが急遽展示を決めたもの。こうした問題に対して、経産省は3月14日、ビンテージものの販売について特別承認制度を導入するなど、4項目に渡る緊急対策を発表したことから、当初予定していた「電気用品安全法によって消え逝く危険性があるもの展」から名称を変え、展示内容も一部変更した。同展では、「ファイン・アートの分野も、時に電気とは密接な関係にある」として、各界のアーティストによる作品で、今回起きた一連の騒動の根本に迫るという。参加アーティストは、宇川直宏(アート作品)、佃弘樹(アート作品)、Sound Hero(高木完・山塚アイ/インスタレーション)、iseneehihinee(ビデオ・インスタレーション、以上すべて敬称略)ほか。なお、同展で使用される中古電化製品は、高円寺の中古ラジカセショップ「TURBO SONIC」が提供する。入場無料。4月9日まで。
NANZUKA UNDERGROUND

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