スペインフェスティバル「フィエスタ・デ・エスパーニャ」が11月15日・16日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)で開催される。
同フェスは2013(平成25)年に初開催。同年の日本とスペインの交流400年を機に、日本でスペイン文化に関わる民間人の有志が実行委員会を結成。日本でのスペイン文化の認知度向上・理解促進を目的に初開催した。
12回目となる今回は、「日本にいながら本場スペインを感じることが出来る空間」をテーマに、コンテンツを展開する。
場内には約40ブース・キッチンカーが出店。飲食ブースは、バスクチーズケーキ専門店「バスチー先生の店」、イベリコグリル専門店「TOHKA」、ピンチョスやタパスを提供するスペインバル「バル&タパス セロナ 日比谷」など。同イベントの「名物」とも言える、日本パエリア協会監修で炊き上げる大鍋でのパエリアは、チキンと魚介(以上各1,300円)を用意する。「マオウ」「エストレージャ・ガリシア」「エストレージャ・ダム」の3ブランドのビール、ワインのオンラインショップ「Wine Soleic」、シェリーをメインに扱うバー「Bar Composition」などによるワインなども提供する。
場内2カ所でステージ企画を展開。フラメンコやスペインの喜歌劇「サルスエラ」のパフォーマンス、スペインの伝統音楽「ラ・トゥナ」を演奏するグループ「ラ・トゥナ・デ・ハポン」がパフォーマンスするほか、アンダルシアの民族舞踊「セビージャナス」はコンテストを開催。シェリー酒を扱う「ベネンシアドール」とフラメンコチームのコラボレーションステージなども展開する。
今年は、貿易のためにスペインに渡った支倉常長の周知などを図る支倉常長日西文化協会が同イベントに初参加。「支倉カフェ」などのブースを出店。バンド「オフコース」のドラマーJIRO OMAさんと津軽三味線奏者HIRO KUROSAWAさんのユニット「Soul & Beat TEN-CHI-JIN」は、フラメンコダンサーと支倉の賛歌「HASEKURA」を披露する。
開催時間は、15日=10時~20時、16日=10時~19時。入場無料。雨天決行、荒天中止。16日は同園をスタート・ゴールに、サンタクロースの格好をした参加者が渋谷~原宿をパレードするチャリティーイベント「サンタパレード東京」を同時開催する。