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代官山に鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」発信拠点 レストランなど併設

旧山手通りにオープンする店舗の外観イメージ

旧山手通りにオープンする店舗の外観イメージ

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 鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ(VERMICULAR)」のブランド発信拠点「VERMICULAR HOUSE(バーミキュラ ハウス)」(渋谷区猿楽町)が12月19日、代官山・旧山手通りにオープンする。

洋食を提供するレストランのイメージ

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 1936(昭和11)年に創業した鋳造メーカー愛知ドビー(愛知県)が手掛ける同ブランドは、3代目に当たる兄弟の「町工場から世界最高の製品を作りたい」という思いから誕生。

 2019年に愛知・名古屋にはブランド初の体験型複合施設「バーミキュラ ビレッジ」を出店。ブランド誕生から10年を迎えたなか、「最高のバーミキュラ体験」を提供を図るため発信拠点の出店を決めた。ブランドの旗艦店、レストランなど複合的な要素を併せ持つ施設となる。敷地面積は約600平方メートル。

 地階は26席を用意するデリカテッセン「VERMICULAR POT MADE DELI(バーミキュラ ポットメイドデリ)」。バーミキュラのライスポットで炊き上げる飯を使うおにぎりや、肉じゃがやハンバーグなど、バーミキュラで作る「家庭料理」(10種里以上の温菜・冷菜)、デザートを提供。17時以降の「ナイトデリ」では、クラフトビールやワイン、日本酒などの酒と合わせたメニューもラインアップする。イートインだけでなくテークアウトにも対応。スパイスや調味料などの食品も販売する。

 地上1階はブランドの体験型ショップ「VERMICULAR FLAGSHIP SHOP DAIKANYAMA(バーミキュラ フラッグシップショップ 代官山)」となる。これまで「バーミキュラ ビレッジ」でしか販売していなかった13種類の限定サイズのバーミキュラを含め、全商品をそろえる。デモンストレーションキッチンを備え、コンシェルジュが実演を交えながら、使い方や手入れ方法、レシピなどを紹介するほか、来店客自身が商品を実際に試せるようにする。店内では、オリジナルアイテムやアルチザン(職人)をテーマにしたキッチンウエアなども扱う予定。

 地上2階はレストラン「VERMICULAR HOUSE KITCHEN(バーミキュラ ハウス キッチン)」を出店。席数は47席。季節の旬の食材を使い、国籍にこだわらない洋食をワインと共に提供する。野菜をバーミキュラで無水調理しまき火で仕上げるスペシャリテなどをラインアップし、ディナーには注文ごとにバーミキュラのライスポットで炊き上げるご飯・炊き込みご飯を鍋ごと提供する。

 「FOOD LIFE -食と暮らし-」をテーマに、新刊から現在は販売されていない古書まで約1500冊の本をそろえるライブラリーにはコーヒースタンドを併設。本を読みながらハンドドリップコーヒーや、バーミキュラで焼いた焼き菓子などを楽しめる。

 2022年春以降には、コンシェルジュ・専属シェフによるバーミキュラ商品を使った料理教室(要予約制、定員8人)を定期的に開催予定。

 営業時間は、VERMICULAR HOUSE KITCHEN=ランチ11時~15時、ディナー17時30分~22時30分、VERMICULAR FLAGSHIP SHOP DAIKANYAMA=10時~19時(土曜・日曜・祝日は9時~)、VERMICULAR POT MADE DELI=11時~21時。水曜定休。

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